ウィームス モルト ボウモア 1998 18年- WEMYSS MALTS BOWMORE 1998 18y Mocha on the Deck
ここは読み飛ばすセクション
すこった!すこっち!すこっつ!
はい、3人合わせて、2人ぶっ飛ばして、どうもすこっつでーす!
よろしくお願いします!
最近の悩みは在宅勤務が定着すればするほど、バーに行く機会が減ってしまい、バーに行くこと自体が、ちょっと蒸溜所行ってくる!っていうくらいのハードルになってきてしまっていることですね。
例えるなら、アフターコロナで、全然キャバ嬢のアフターできないみたいな状況のすこっつです。次回から例えるのやめますね。
今夜もすこっつだけお付き合いください🥃
本日のドラム
今夜はウィームスから、これまたみんな大好き
「ボウモア1998」をテイスティングしていきます。
ウィームス
アイラ
ボウモア18年(1998-2017)
シェリーバット
59.3%
こちらスペックだけ見ればさして珍しくないボウモアなんですが、実は少々変わり種という面もあったりします。このウィームスというボトラーですが、加水が上手なボトラーとして有名でして、通常多くのボトルが46%程度の加水でリリースされてきます。(多分)
一方で、ごく稀に加水しない方がイケてる!いいじゃねぇか!おめぇはおめぇで!みたいな鬼塚系の樽がカスクストレングスで瓶詰めされてリリースされてくるわけですね。今回のボトルも59.3%というかなりの度数で詰められているその一つで、よく見るとラベルに"CASK STRENGTH(=いいじゃねぇか、おめぇはおめぇで!このバカチンがぁ!)"のスタンプデザインが施されています。
個人的にウィームスと言えば、95ボウモアの「The Rock Pool」や「Nostalgic 70's Flavor」みたいな伝説的な70年代ボウモアのトロピカルの片鱗を感じるボトルが最高!みたいなところはあるのですが、いかんせん売ってないので、困ったなぁ、怖いなぁ、怖いなぁ、、(淳二)と思っていたところ、なんだか美味しそうな今回の98ボウモアを買ってみました。
ってことで、スランジバー🥃
テイスティングコメント
Nose:塩漬けパイナップル、マンゴー、カカオ、クローブ、マツヤニ、奥からパッションフルーツ
Palate:熟したマンゴーやパッションフルーツ、潮気、深煎りのコーヒー豆、しっかりとしたボディ、強すぎないスパイス
正直、現時点での香味では、先述した95のボウモア達には及ばないことは明白かなと思います。ただ、このボトルだけを見たときに、かなり高いレベルにいると思いました。ちなみにWhisky Baseの評価でも90ptを超えているようです。
実際、香り、味、共にしっかりとボウモアに期待する個性を持ち、ボトルネームにある通りのモカっぽさというか、ビターネスはありつつ、それが嫌味にならない程度にフルーティネスとバランスしている印象です。
総評
「美味しい」
期待する南国フルーツ感もしっかりありつつ、ボウモアらしい潮気、このボトルの個性とも言えるビターネスのバランスが好印象でした。
人によっては一般的なトロピカル全開のボウモアを求めて、樽感というか、苦味をネガティブに捉える人もいるかもしれないなと思いますが、個人的には、そのビターネスも強過ぎず、逆にじっくり飲めば飲むほどそれが心地よくなってきて、"大人のモルト"とも言えそうな個性に感じました。
まさに、Mocha on the Deckのイメージ通り、外気のあたる心地よいスペースで、コーヒーを飲みながら、あるいは焚火を眺めながら、といったチルアウトなシーンで、グラデュアリーにフィーリングーなボウモアとでも言いましょうか。やめときましょうか。という感じです。
度数も落ち着いてくると更に良くなりそうですし、短絡的に分かり易いトロピカルを追い求めていない通な人にオススメしたくなるボウモアでした。
※評価基準はコチラ
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