見出し画像

コンパスボックス ローグズバンケット - COMPASS BOX ROGUES'BANQUET

ここは読み飛ばすセクション

どうも僕です。あれですね、秋ですね。朝晩は涼しいどころか、ちょっと肌寒いですし、昼間も暑さを感じる日がほとんどなくなってきました。これくらいの気温が長く続いてくれると過ごしやすいのですが、あっという間に寒くなるんでしょうね。寒くなってきたら年末感が出てくるわけで、個人的にはもう労働意欲が削がれつつありますね。もう年末で言いじゃんと。そうなってくると年末に向けてはやはりシェリー樽のウイスキーが寄り添って来る季節ですよね。冬はシェリーモルト一択ですよね。シェリー最高!シェリーイズベスト!どシェリー持ってこーい!!なのでブレンデッドをやっちゃいます。←

今夜もすこっつだけお付き合いください🥃

本日のドラム

今夜は、ボトラーのコンパスボックスから、20周年ボトルの
「ローグスバンケット」をテイスティングしていきます。

画像1

COMPASS BOX
ブレンデッド
ローグズバンケット(NA)
46.0%

構成原酒
・ミルトンダフ リチャードホグスヘッド 68.7%
・ノースブリティッシュ ファーストフィルバーボンバレル 25.6%
・クライヌリッシュ リフィルホグスヘッド 3.5%
・グレンエルギン リチャードバレル 2.2%

コンパスボックス20周年ボトリングということで、ラベルからして気合が入ったボトルだと思われます。コンパスボックスは、どのラベルも非常にデザイン性が高いですが、今回のボトルも「悪党の宴会」という意味のボトルらしく、まさにラベルもそのようなイメージの絵が描かれた非常に美しいラベルとなってますね。日本には今の所入ってきてませんが気になったので個人輸入してみました。

原酒構成を見る限りミルトンダフ主体でオレンジバニラ系かなと想像しますが、公式テイスティングノートは、やれエキゾチックフルーツだの、トロピカルフルーツだの言っててですね、その辺はクライヌリッシュとグレンエルギンがどの程度効いてるのかなというところでしょうかね。

ってことで、スランジバー🥃

テイスティングコメント

Nose:アプリコットジュース、パパイヤ、ラズベリー、モルティ、カスタードクリーム

Palate:アプリコットジュース、リンゴ、バニラ、モルティ、ややスパイシー、ややオーキーなビターネス

香りはスペイサイドのフルーティーさが前面にでていて、触れ込み通りトロピカルフルーツと言いたくなるアプリコット、パパイヤなどのフルーツと、カスタードなどのクリーミーな甘さがあります。

味もアプリコットジュース、リンゴなどの糖度高めの甘さとバニラ感、46%加水で抑えられたスパイシーさとオーキーな苦みが余韻に続きます。

総評

「かなり美味しい」

グレンオード、あるいは以前投稿した酒のやまいちのカバランなどを想起させる、一定以上の熟成感のある完熟フルーツとクリーミーなバニラ感が主体の予想外に王道系の香味でした。ノースブリティッシュが25%程度入っていますが、余韻にグレーンっぽい穀物バニラを感じる形で、ベースにグレーン味は感じず、フルーティーさを下支えするような形で溶け込んでいる印象です。

20周年ボトルと言うことで、ある程度20年前後の熟成感がありますし、棘もなく誰が飲んでもかなり美味しいと思います。そして期待する熟したフルーツ感もあります。がしかし、アニバーサリーボトルですし、2万円を超えてくるボトルなので、個人的にはもっと見所が出てくるといいなと思いました。

ラベル通り、香味も綺麗で、良くも悪くも安心感のあるボトルでした。

※評価基準はコチラ

読んで頂いたついでに"スキ"ボタン押下、またはコメント頂けると喜びます。

サポートは100円とか200円とか、それ以上とかそれ以下とか、そういったお気持ちに応じた金額を筆者にお送り頂く機能のようです。基本的にお金を頂けるレベルのことは書いていないのですが、ごく稀に頂けることがあります。心から有難うございます。