マグダレンカレッジ シングルモルトウイスキー(コッツウォルズ) - MAGDALEN COLLEGE SINGLE MALT WHISKY(COTSWOLDS)
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どうも僕です。なんちゃら宣言とかリバウンド防止とか、そういう類のものも解除されて、バーで飲まれる方も増えているように思います。かく言う僕も近所の行きつけのバーに久々に顔を出し、飲みたかったボトルを1回に10銘柄ほど飲んだりして、一気にキャッチアップしてしまっています。
やはりバーで飲むと1shotやハーフshotで色々なウイスキーを堪能できるので非常に楽しいですね。家で一本抱えてじっくり向き合うのも好きなのですが、バーでの出会いはやはり格別です。なんだか真面目なことを書いていますね。素の真面目さが滲み出てしまっていますね。まるでウイスキーの麦の旨味みたいな滲み出方ですよね。(よし!繋がった!
今夜もすこっつだけお付き合いください🥃
本日のドラム
今夜は、「マグダレンカレッジシングルモルトウイスキー」をテイスティングしていきます。
DB
イングリッシュ
コッツウォルズ(2017-2021)
ファーストフィルバレル(バーボンバレル)
46.0%
こちらはイギリスのマグダレンカレッジ向けにコッツウォルズ蒸溜所が詰めたシングルモルトウイスキーとのこと。大学向けということ自体珍しいリリースですが、コッツウォルズ蒸溜所はSTRカスクのリリースが多い中でファーストフィルのバーボンバレルであることも相まってかなり特異なボトルです。
日本を(勝手に)代表するコッツウォルザーである僕としては、飲まざるを得ないリリースということで早速やっていきます!
ってことで、スランジバー🥃
テイスティングコメント
Nose:グラッシー、鉛筆、パイナップル、苺ミルク、ディル、青いレモン、ココナッツ
Palate:アプリコットキャンディー、鉛筆、イチゴ、苺大福、生クリーム、バニラアイス、甘露飴、ビタミンドリンク、ココナッツミルク、ホワイトペッパー
総評
「美味しい」
香りはハーバルでグラッシーな青いニュアンスが強く、ココナッツ系の甘味もあるが控えめ、一方で、味わいは香りにあるような青さやファーストフィルのトゲは無く、糖度の高いフルーツとミルキーさが強く出ており香りと味のギャップがかなりあります。
ファーストフィルで若い原酒というところで荒削りなところは否めないが、加水でコッツウォルズの個性であるアプリコットやイチゴ、それにココナッツミルクも感じられて良い。個人的に2000年代スキャパに感じるような甘露飴やビタミンドリンクのような漢方+甘さみたいなものもある。
これまでコッツウォルズを好んで飲んできている僕としては香りが相対的に"美味しい"レベルではあるものの、このボトル単体で見た時にこの若さでここまで複雑な香味を感じられ、味わいにしっかりと出てくる糖度の高いフルーツを感じられるのはやはり原酒のデキの良さや、樽使いの巧さを感じられて良いと思いました。
PS 麦の旨味の伏線は回収できませんでした。
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