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アデルフィ ザ グラバー 4年 - ADELPHI THE GLOVER 4Y

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どうも僕です。年の瀬ですね。今年は経団連のあれやらこれやらということも手伝ってか明後日から約20日間の年末年始休暇の始まりです。かといって実家に帰省できるわけでもなく、飲むしかないっていう話です。。これだけ飲んでるのに30万円のアードベッグも、20万のボウモアも、誰も買ってくれないんですよ。どうなってるんですか。そんなんで経済回せるんですか?経済回す気があるなら僕に高額ボトルをプレゼントしてくださいって話ですよ。プレゼントと言えばもうすぐクリスマスじゃないですか。完全にグッドタイミングじゃないですか。
誰かあざす!

今夜もすこっつだけお付き合いください🥃

本日のドラム

今夜は、アデルフィから
「ザ グラバー 4年」をテイスティングしていきます。

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アデルフィ
ハイランド&ジャパニーズ
グラバー 4年(2016?-2020)
ファーストフィルバーボンバレル
54.7%

アデルフィ社から「ザ・グラバー」シリーズの第5弾となる4年熟成で、ジャパニーズの"秩父"とスコッチの"アードナムルッカン"をブレンドしたウイスキーで、今まで通りジャパニーズとスコッチのヴァッテッドですが、使用しているモルトが秩父蒸留所とアデルフィ社が経営するアードナムルッカン蒸留所ということで、注目度の高いリリースでした。

それぞれの蒸留所のファーストフィルバーボン樽を2樽ずつ、計4樽ブレンドして、アウトターンは1008本ということですが、注目度の高い2つがどういうアレしているかアレですよね。

ってことで、スランジバー🥃

テイスティングコメント

Nose:パイナップル、レモン、青いマンゴー、オレンジ、麦、微かに溶剤っぽさ、ハーバル

Palate:しっかりとしたボディ、スパイス、オーキー、麦の甘味、グレープフルーツの皮、ライトなピート

香りは若さをさほど感じず、酸味を伴う熟成途中の黄色いフルーツを感じられる繊細でフルーティーでありながら、奥からしっかりとハイランドらしい太さもあります

味は香りからは想像できないほど骨太で、度数なりのボディとスパイシーさ、そこにオークのニュアンスとしっかりとした麦の甘味があり、余韻にかけてグレープフルーツの皮のような苦味と酸味、ライトなピートも感じます

総評

「美味しい」

それぞれのシングルモルト(アードナムルッカンはスピリッツ表記の3年未満)を飲んだことはありますが、秩父もアードナムルッカンも若いながらも良い仕上がりという印象のモルトで、両者を合わせたこのリリースもまさに若さを感じさせない仕上がりの美味しいモルトウイスキーでした。

香りはやや若さも感じらるものの、しっかりと爽やかなフルーツが出ていて、青いマンゴー感は酒質の良さを感じさせてくれました。味に関しては、香りから想像できないしっかりめのボディがあり、麦の甘味と相まって飲みごたえ充分です。4年熟成でこの仕上がりは両者、流石、と言わざるを得ないですし、価格が2万円弱なのですが、1万前半か1万円ジャストくらいだったら是非オススメしたい一本かなと思いました。

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