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ドウグラスオブドラムランリグ ベンネヴィス 1996 18年 - DOUGLAS of Drumlanrig Ben Nevis 1996 18Y

ここは読み飛ばすセクション

今月もう買わない!と思って、呆気なく4万円近いボトルを購入してしまう意志の弱いすこっつです。

しかもモルトじゃなくてコニャック。家のポールジローヘリテージっていう美味しいコニャックがお亡くなりになったところでして、そんなところに67ヴィンテージのコニャックの案内ですからね。完全にやられましたよ。小梅太夫状態ですよ。ちっくしょー!ですよ。やられたー!コンニャロメ!コンニャロメ!コニャックめ!

様々な理由で申し訳ございません、今夜もすこっつだけお付き合いください🥃

本日のドラム

今夜はDOUGLAS of Drumlanrig、通称DoDから、みんな大好き
「ベンネヴィス1996 18年」をテイスティングしていきます。

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DOUGLAS of Drumlanrig
ハイランド
ベンネヴィス 18年(1996-2015)
リフィルバット
54.7%

こちらとあるバーで入荷されて飲まれた方が皆一様に「美味い!」「桃!」「96ベンネヴィスの中でもトップクラス!」「芸能人で言えば佐々木のぞ。。ゲフンゲフン」と絶賛されてまして、これは飲まねばならん!飲まねば死ねん!志尊淳!と使命感を持って個人輸入したボトルになります。価格は購入当時で15,000円くらいですかね。リフィルバット表記ですが、色、味わい踏まえてシェリー樽だと思います。

そもそもベンネヴィスの1996年蒸留は当たり年と言われていますし、フルーティー、ていうかトロピカル、ベンネヴィス最高!ベンネヴィス様ー!抱いてー!!みたいな信者が一定数いる人気蒸溜所&人気ヴィンテージなわけで、なんなら最近はスタンダードのベンネヴィス10年も相当美味いみたいなことも言われていて、トロピカルを求めるウイスキーラバー達の中でも1,2を争う蒸溜所なのではないでしょうか。

しかも、ベンネヴィス蒸溜所をニッカが所有していることもあって、昔の余市にベンネヴィスの原酒が含まれているんじゃないか、とか、話題に事欠かないですね。実際のところはわかりませんが、ニッカ側でも否定もされていないという噂ですね。その辺はロマンですね。違いますか?え?違います?なんですか貴方!警察呼びますよ!

ってことで、スランジバー🥃

テイスティングコメント

Nose:芳潤なフルーティネス、熟したマンゴー、桃のカルピス、紅茶、ナッティさ、煮詰めたオレンジ、微かに溶剤っぽさ

Palate:オレンジ、パッションフルーツ、マンゴー、しっかりとしたボディ、スパイシーな余韻、奥に優しいカスタードクリーム

グラスに注いでからの芳潤な香りの主張が凄いです。顔を近づけなくても漂う香り。そして、間違いなく南国フルーツ系の香味があり、同時にシェリーカスク由来と思われる紅茶感が全体を纏め、度数なりのボディと、丁度良いスパイシーさが余韻に残ります。余韻だけ見ても非常に長く、全ての面でしっかりと主張してくるボトルです。

総評

「かなり美味しい」

個人的には、南国一辺倒ではなく、シェリーカスクによくある煮詰めたオレンジっぽいフルーティーさに覆いかぶさってくるように南国フルーツが出てくるのが非常に好印象で、バーボン樽の南国全開ネヴィスより好みです。タイプです。第一印象から決めてました。ちょっと待ったー!って感じで、この系統が好きな方には是非オススメしたい1本です。

そしてまだまだ開きそうで、度数が落ち着いてフルーツが全開になったらこれは"超絶美味しい"に格上げされる可能性も秘めていると思います。

※評価基準はコチラ

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