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ウィリアムソン 2011 11年 ルビンズベース向け - WILLIAMSON 2011 11Y FOR RUBIN'S-VASE

ここは読み飛ばすセクション

どうも僕です。唐突ですが僕は何を隠そう九州出身でして、地元の料理が基本的に恋しいのですが、この時期はふるさと納税で冷蔵庫(冷凍庫)がパンパンです。資さんうどん、赤牛、馬刺し、鶏のたたき、などなど、だいぶ偏ってはいますが、昨日届いた鶏の炭火焼きなんか、何を血迷ったか3kgも一気に届きまして、冷凍庫のキャパを一気に圧迫することになりまして、必死こいて今から鶏の炭火焼き生活をしないといけない感じで辟易としております。

そんな鶏の炭火焼きに合うモルトは無いかと思案していたところ、ありましたよね。ちょうど良さそうなスモーキーな一本が。そしてまさにリリース直後、誰もが気になる(であろう)その味わい。このすこっつ様がテイスティングしてやんよ!オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ!

最近ジョジョの見過ぎで、ただいま空条承太郎的発言がありましたことを深くお詫び申し上げます。オラ!

今夜もすこっつだけお付き合いください🥃

本日のドラム

今夜は、名古屋の名店ルビンズベースのPBから「ウィリアムソン 2011 11年」をテイスティングしていきます。

安定のかっけーラベル

THE WHISKY FIND
アイラ
ウィリアムソン 11年
シェリーバット
61.1%

昨今の情勢に見るに、このタイミングでアイラ、それもウィリアムソン(ラフロイグ)のPBを詰められる実力に感服すると共に、THE WHISKY FINDの日本のバーに対する貢献にも有難さを感じるリリースです。

スペックとしてはヤングアイラの中でも11年とそれなりの熟成であること、オフィシャルの10年カスクストレングスの実力の高さをまざまざと見せつけているラフロイグ蒸溜所ということ、極め付けはシェリーバットということで、個人的には大きく外す要素が見当たらない中で、タイミング良く購入できたので発売日に開けてみました。

ってことで、スランジバー🥃

テイスティングコメント

Nose:レモン、蜂蜜、檜、べっこう飴、ヨード、帆立、ほんのりシェリーの甘味、レモンの葉、薄荷

Palate:ピート、麦の甘み、べっこう飴、ヨード、ホワイトペッパー、タール、灰、オレンジマーマレード、薄荷

総評

「かなり美味しい」

香味については上述した通り、柑橘系の個性がしっかり出ている中にアイラの個性もありつつ、ほんのりとシェリーを探せば感じられる、そんなボトルで、度数も考えるとまだまだシャイで、開いてくるのが楽しみなリリースでした。また、度数の割に香りにはネガティブな刺激が無いのも好印象でした。

ウィリアムソン表記なので疑うことなくラフロイグを想起してしまいまいしたが、ぶっちゃけ近年の美味しいカリラと見紛う部分もありました。ただ、やはり表記を信じる中で思うのはこの熟成年数でカリラにはなかなか出てこないラフロイグ特有の甘さがあるのと、香味共に感じた薄荷のようなニュアンスがこのボトルの個性なのかなと感じました。ちなみに僕個人的には薄荷と表現した部分は公式のテイスティングコメントを見ると「湿布」という言葉があり、なるほど僕が薄荷と感じたのはこの部分かなと思いました。

今後も日本のバーが良質なプライベートボトルをリリースできるように来年以降もバー活を続けていきたいと思います。

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