キングスバーンズ ディスティラリーリザーブ 2020 - KINGSBARNS DISTILLERY RESERVE 2020
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どうも僕です。大体おんなじ毎日、そいでまぁまぁそれなりOK、だけどなんとなく空見上げちゃうでしょ。うっ!まぶしっ!
ということで、暑いですね。梅雨入りする前に夏が来ているような、そんな気候ですね。僕なんていうのは在宅勤務に続く在宅勤務で1番陽の光を浴びるのがゴミ出しくらいなもんで、太ったもやし状態なんですが、"太った"と言われて誰しもが思いだすのが"王様"ですよね、つまり"キング"ですよね。そこに来て、こう、夏の日差しが"バーン"と差している昨今なわけです。そんな日々が毎日続く、言うなれば"バーン"が複数回、"バーンズ"ですね。"キング"が"バーンズ"です。なんてナチュラルな前置き。なんてスムーズで、シームレスな前置き。
今夜もすこっつだけお付き合いください🥃
本日のドラム
今夜は、オフィシャルボトリングから
「キングスバーンズ ディスティラリーリザーブ 2020」をテイスティングしていきます。
DB
ローランド
キングスバーンズ ディスティラリーリザーブ(-2020)
STRカスク(レッドワインバリック)
59.8%
はい、個人的に以前から注目しているローランドの新興蒸溜所、キングスバーンズです。まず今回は紺色の帯のラベルがカッコいい。そして今回はポルトガル産の赤ワインバリックをシェーブ、 トースト、リチャードした"STRカスク"をのみ使用した2020年に3,000本のみ生産。国内輸入120本の限定だそうです。
個人的にはディスティラリーリザーブですし、海外の酒屋でもあまり出回っていなかったのでまさか日本に入ってくるとは思っておらず、海外から取り寄せたのですが、その間にまさかの正規輸入が120本入ってくるという。。。そしてほぼ倍の価格で購入してしまったことで楽しみが半減オブ半減で25%くらいしか残っていないのですが、ウイスキーに罪はない。キングスバーンズらしいSTRカスク、その中でも今回はレッドワインバリックということで、楽しみにしておりました!
ってことで、スランジバー🥃
テイスティングコメント
Nose:ドライアプリコット、アメリカンチェリー、糊、シナモン、しっかりモルティ、ダークラム、時間経過でハーバル、グラッシー
Palate:チェリージャム、アプリコット、ホワイトペッパー、タンニン、強過ぎない焦げ感、ダークラム
香りはドライアプリコット、アメリカンチェリーなどの熟したフルーツで、そこにモルティさもしっかりと感じられ、ダークラムを想起させる色濃いんだけどどこかフレッシュさもあるフルーツとシナモンが印象的
味もチェリー系フルーツ、ラムカスクではないのにしっかりと感じるダークラム感、度数なりの刺激とビターでありながら過剰ではないワイン樽由来と思われるタンニンと焦げ感が感じられる
総評
「かなり美味しい」
なかなか濃い色をしているのでかなり渋くて濃いのかなと思いきや非常にバランスが良くて美味しいです。PXシェリーカスクのウイスキーにありがちなベタっとした濃い甘さではなく、ダークラムのような濃厚なのにフレッシュで飲みやすいフルーツ感と甘さがあり、そこにSTRカスクらしいチャーの焦げ感とワイン樽らしいタンニンが程よく効いていて個人的にはかなり好きです。
キングスバーンズは好きなので積極的にドリームトゥドラム、ファミリーリザーブ、バルコミーと飲んできましたが、香味が多彩で複雑なので満足度が1番高く感じます。キングスバーンズの酒質、方向性を感じるには適さない仕上がりな気はしますが、それでもクリアで、フレッシュで、フルーティーな香味のキングスバーンズらしいワインカスクで、なかなか良いリリースだと思います。
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