バルコネス テキサス ポットスチル バーボン - BALCONES TEXAS POTSTILL BOURBON

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どうも僕です。あっという間に2月です。如月です。どうでも良いですけど如月って言うとき木更津って言ってしまいそうになりません？なりませんか。ふーん。賢いですね。賢いで思い出しましたけど今まさに世間は中学受験の真っ只中ですね。二月の勝者になれるかなれないかの瀬戸際ってやつですよね。去年ドラマでやってた二月の勝者で初めて中学受験とはこういうものかと知ったのですが、いろいろすごいですよね。小学校から塾に行かせることも凄いですし、それをこなして6年生で受験するだなんてマジで信じられない。でも首都圏では意外とそれが普通だったりするってところでさらに衝撃。頭を何かこう、バコーン！と殴られたような衝撃ですよ。バコーン！と。バボーン！と。バーボン！と。

今夜もすこっつだけお付き合いください🥃

本日のドラム

今夜は、テキサスのバルコネス蒸溜所のディスティラリーボトリングから
「バルコネス テキサス ポットスチルバーボン」をテイスティングしていきます。

テキサスと言えばカウボーイ(無知

DB
アメリカン
バルコネス テキサスストレートバーボン
ホワイトオーク
46.0%

はい、ということで今回はすこドラ初のバーボンの投稿となります。多分。初。多分。覚えてないけど。多分。んで、このボトルは良く行くバーで開栓したんですが、その時「え、テキサスなのにバーボンなんですか？エセですか？ケンタッキーがバーボンでしょ？」とツッコミが入ったわけです。その時僕は「え、でもバーボンって書いてあるでしょ。だからバーボンですよ」と強引に根拠も乏しい感じで応えていたんですが、気になってちゃんと調べました。

バーボンの定義
・アメリカ合衆国で製造されていること。
・原材料のトウモロコシの含有量は51%以上であること。
・新品の炭化皮膜処理されたオーク樽を製造に用いること
・80%以下の度数で蒸留されていること。
・熟成のために樽に入れる前のアルコール度数は62.5%以下であること。
・製品として瓶詰めする場合のアルコール度数は40%以上であること。

ということで、今はケンタッキー州だけじゃなくアメリカ全土が対象になっているみたいです。ちなみに2年以上の貯蔵？熟成？を行えば加えて"ストレート"バーボンウイスキーと名乗れます。

今回のバルコネスは24ヶ月熟成ということでギリギリストレートバーボンウイスキーを名乗れるところに仕上げてあるようです。テキサスは暖かいので熟成を長くし過ぎると過熟になるようで、24ヶ月でも長い方とのこと。また、バルコネスはクラフトマンシップに溢れており、テロワールを重んじてるようで、原材料はローストブルーコーンの他、小麦とライ麦、モルトも全てテキサス産を使用しているとのことです。ローストブルーコーン、、、凄そうですね。

ってことで、スランジバー🥃

テイスティングコメント

Nose：アメリカンチェリー、蜂蜜、鉛筆、巨峰、パッションフルーツ、カシス、クラフトコーラ、糊、ややグラッシー

Palate：巨峰、ランシオ、蜂蜜、バニラビーンズ入りカスタードクリーム、オークのビターネス、糊

総評

「かなり美味しい」

これはですね、ちょっと驚きました。そもそもバーボンということで、オールドや熟成が長いものならまだしも、2年程度の熟成だし、香味も予想の範疇だろうと踏んでおりました。んで、実際開栓直後にさらっと飲んだ感じだと香りは良いな、でも味はやはりバーボンらしいな。くらいだったのです。

ところが、開栓翌日に改めて口が広めのグラスで30分程度放置して飲んだところ、とてつもなく美味くなっていたのです。美味いと言うと主観的過ぎるので、もう少し言うとそれなりの熟成年数を重ねたコニャックのような味になっていたのです。なので飲み方として、グラスに注いで30分待ってください、せめて15分待ってから味わってみてください。全然違います。なんだこれって感じです。コニャックです。違うけど。コニャックのようです。違うけど。

ちなみに個人輸入で価格は8000円弱、所謂バーボンらしいかというと違うかもしれませんが、新時代のクラフトバーボンで、コニャックのようなバーボンを体験したい人に是非おすすめです。加水ですしこの先どうなるかわかりませんが、個人的には"超美味しい"にするか迷うレベルで、ちょっとこれはもう一本買っておきたくなりました。

本ボトルを薦めてくださった"Why do you like whisk(e)y?"さんありがとうございます！
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