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マスターオブモルト グレンリベット 1989 28年 - MASTER OF MALT GLENLEVET 1989 28Y

ここは読み飛ばすセクション

どうも僕です。10月に入りましたね。10月と言えばなんですかね。オクトーバーフェストとかそういう感じですかね。ビールがあれば何でも出来る。行くぞー!1、2、3、カンパーイ!なんつってね、故人を偲んでいく時期ですかね。いやぁ、なんだかこのセクションの記載も久々過ぎて何を書いたらいいかわかりませんね。と同時に、わからないのに書いていく、それが読み飛ばすセクションだろ。という自戒の念もあったりしますね。反省しろばかやろー(顎)

自戒と言えば最近足首を捻挫だか靭帯損傷だかなんだかしてましてね。ようやく治ってきた感じではあるんですが、怪我の原因は自宅で飛んでいた小さな虫をジャンプ一番飛びついて退治するっていう30代前半までに許される試みをした時に、30代後半の僕は着地がうまく出来ずにグリっとね。逝っちゃったわけですね、まぁそういう意味で僕が伝えたいことはですね、明日から非常に涼しくなるということらしいので、こうした虫が自宅に入ってくる機会も減り、ひいては僕自身がこのように虫退治が原因で負傷することもなくなるという朗報をお伝えしたい、そういうことにはなりますね。なんて酷いセクションでしょうね。このセクションは是非無視してください(虫)

今夜もすこっつだけお付き合いください🥃

本日のドラム

今夜は、海外酒屋の中の雄、Master of Maltのプライベートボトリングから、
「グレンリベット 1989 28年」をテイスティングしていきます。

ええ色してはります(してはる)

MoM
スペイサイド
グレンリベット 28年(1989-2018)
ファーストフィルバーボンホグスヘッド&EXオロロソシェリーオクタヴ
48.2%

今回のシリーズで購入した最長熟のグレンリベット28年です。グレンリベットと言えば言わずもがな、モルトのど真ん中と言われる王道のモルトですが、今回のスペックは少々トリッキーで、ファーストフィルのバーボン樽からのオクタヴのEXオロロソシェリー樽に移し替えた49本取りのシングルカスクリリースとなっております。

大きい樽(ホグスヘッド)から小さい樽(オクタヴ)に移しているので普通に考えればホグスヘッド時代に一緒にいた原酒は移し替えのタイミングで他の樽にも配分されていると想像します。その中でオクタヴに移した原酒で見ればシングルカスクということじゃないかと。

カスクマネジメントの腕が如実に現れてそうなこのリリースが気になって買ってみたんですが、周囲の興味は「リベットでしょ?しかも高くない?」みたいな感じで人気薄みたいです。。。王道が故でしょうか。。。

ってことで、スランジバー🥃

テイスティングコメント

Nose:干し葡萄、プルーン、オレンジの皮、シナモン、アメリカンチェリー、時間経過でラムレーズンアイスクリーム、レーズンバターサンド

Palate:干し葡萄、コーヒー、バニラエッセンス、樹液っぽさ、樽由来の渋み、時間経過で巨峰の皮

総評

「かなり美味しい」

総論として、かなり美味しいです。長熟らしい落ち着きや、シェリーのどっしりとしたニュアンスがありつつ、過熟感は無く、香りについては綺麗さすら感じます。

特に香りは素晴らしく、シェリーカスクの良い葡萄感やスパイス感がでていますし、時間経過でクリーミーさもしっかりと出てきてドライフルーツとクリームを合わせたお菓子のようなニュアンスが非常に好印象です。

他方味わいは色から想像できるようなどっしり重めな主張から始まり、ドライフルーツはありつつ樽由来のビターネスが主体、もうちょっと甘みが出ると良いなぁなんて思いました。ただ、そう思いながらグラスに注いで30分くらい開かせながら飲んでいると、余韻に巨峰感と甘みがしっかり出てきてニンマリ。この余韻がより主張してくると確実に良化しそうな現時点ではシャイな味わいです。

ただ、色から少し警戒していた硫黄感も無く、現時点でもグラスに注いでゆっくりと飲めばカスクマネジメントの妙を感じられます。特に味わいで時間経過で出てくる巨峰系の甘みがこのボトルのポテンシャルを感じさせてくれ、そしてそれをすぐに全開にしないシャイなボトルなので、長く楽しめ、且つちょっとした爆発力も感じさせてくれる良いリリースだと思いました。

開けてすぐ感動するようなボトルでは無いですが、じっくり向き合っていたら徐々に秘めた極上の甘さを感じさせてくれそうなそんな楽しみを抱かせてくれるグレンリベットで、まだ買えるのでそういった志向のある方にはオススメです。
今飲んでも美味しいですけどね。

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