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ネクター スペイサイド 1997 23年 - THE NECTAR SPEYSIDE 1997 23Y

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どうも僕です。今年も残すところあと1日。今年もコロナ禍で年末年始は帰省もせず家でのんびりタイムで、そんな人も多いのではないでしょうか。そうなるとやはり家でウイスキーを飲まざるを得ないですよね。そう来るとウイスキー片手に「あぁ、すこっつのnoteでも見てみるか」とならざるを得ないですよね。逆に言えば僕も「あぁ、すこっつのnoteでも書いてみるか」とならざるを得ないですよね。そうです。Win-Winです。そんなあなたにはいつも通り微妙に有益な情報として、マイナーな蒸溜所のテイスティングノートをお届けしますよ。

今夜もすこっつだけお付き合いください🥃

本日のドラム

今夜は、ベルギーのボトラーであるネクターから
「スペイサイド 1997 23年」をテイスティングしていきます。

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ネクター
ハイランド
スペイサイド 23年(1997-2021)
バーボンホグスヘッド
46.9%

以前からこのnoteでもスペイサイド蒸溜所の95,96あたりはトロピカルと言っても差し支えないギュッと凝縮した甘さのある白桃やライチのようなフルーツがあると恐る恐る発信、啓蒙しているのですが、今回は97ヴィンテージということで、未知オブ未知です。ただネクター社の15周年ボトリングという特別感も含めて期待できるのではと思い海外から引っ張ってみました。2万7千円くらいだったと思います。
日本にも最近入ってきて3万前後でのリリースとなっているようです。今のところ同タイミングでリリースされたネクターではバルブレアが評判のようですが、スペイサイドの入荷はあまり見ませんね。

ってことで、スランジバー🥃

テイスティングコメント

Nose:麦、白粉、パイナップル、アプリコット、桜桃、カスタードクリーム、ややグラッシー、漢方、ビタミン系ドリンク、やや紙っぽさ

Palate:麦ジュース、アプリコット、子供向け喉シロップ、南天のど飴、薄っすらマンゴー

総評

「かなり美味しい」

開栓直後はピンと来ませんでしたが開栓から1ヶ月くらい経って本領発揮してきました。個人的にスペイサイド蒸溜所の当たり年と捉えている95ヴィンテージと比較するとトロピカルなニュアンスは控えめですがしっかりと95との共通点もあり、それでいて96に出がちなネガティブなオイリーさも無く、97も"かなり美味しい"と思います。

個人的には95の良さを知っているのであと一歩感は否めないし、価格もネクターのこのボトルが3万付近のボトルだと考えるとちょっとボトルで抱えるには厳しいかなと思います。僕ボトルで抱えてしまっていますが(爆

一方、バー飲みで考えれば嫌いな人はいないんじゃないかと思えるバランスの良さがありますし、46.9%とボディも軽過ぎず重過ぎずの度数で今飲むのに程よいので、かなりオススメですし、パッと思い浮かんだのは美味い92トーモアに似たニュアンスがあるのでその辺がお好みの方には是非試してもらいたいボトルです。

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