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ダフトミル 2007 シングルカスク 日本向け - DAFTMILL 2007 SINGLE CASK FOR JAPAN

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どうも僕です。某流行病の感染者数が過去最高を記録するなどして益々バー活がしづらい情勢ですが、なんとかテイクアウトをしてくださるバーに助けられ、流行りのボトルを試させてもらう等で、バーに少しばかり貢献したりしています。これまではあまりストレスは感じずに過ごしてきたのですが、寒くなってきた空を見てると少しばかりネガティブになりがちですね。そんな僕を温めてくれる唯一の存在。そう、それは日本向けシングルカスクカスクストレングス60%超えのこのボトルしかありませんね。

今夜もすこっつだけお付き合いください🥃

本日のドラム

今夜は、ディスティラリーボトリングから
「ダフトミル2007 日本向け」をテイスティングしていきます。

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DB
ローランド
ダフトミル 12年(2007-2020)
ファーストフィルバーボンバレル(ヘブンヒル)
60.1%

ローランドではキングスバーンズ推しなのですが、同じローランドの中で一歩先を行き評価を受けているダフトミル。特にシングルカスクは海外で物凄い人気となり、リリース後瞬間蒸発的に売れてしまっています。少し前までは麦麦しさがあって美味しい地味うまボトルとして個人的にも好きだなぁと思ってはいましたが、まさかこれほどまで人気になるとは。。。

副業で作っているというダフトミル蒸溜所からはサマーバッチとウインターバッチで年に2回リリースがされてきています。これまでは46%の加水ボトルでしたが、近年シングルカスクのカスクストレングスもリリースされてきており、このボトルが初の日本向けシングルカスクでのリリースとなり、こちらも物凄い早さで市場からなくなりました。ちなみに表記は無いですがウインターバッチに相当します。加水は飲んだことがありますが、カスクは初めてなので個性がどの程度出ているか楽しみです。

ってことで、スランジバー🥃

テイスティングコメント

Nose: さくらんぼ、桃のニュアンス、パイナップルキャンディー、麦、ミント、シナモン

Palate:麦、パイナップルジュース、さくらんぼ、バニラエッセンス、のど飴、甘露

香りのアタックは意外にもさくらんぼや桃などの甘味のあるフルーツから始まり、徐々にダフトミルらしい麦麦しさ、ミントやシナモンなどと合わさり桜餅やフルーツキャンディーを想起させる。

味はよりダフトミルらしい麦の主張と、香り同様の甘味のあるフルーツが押し寄せ、バニラエッセンスなどの品の良いバニラ感と奥からのど飴のようなハーブを伴う甘味

総評

「超美味しい」

あくまで主観ですし、好みですが、何これ超美味しいじゃん。です。前述の通り加水ダフトミルはこれまでも飲んだことがあるのですが、このボトルは加水ボトルに感じた麦麦しさだけでなく、そこにしっかりと甘味のある白や黄色のフルーツ、そして心地よいハーブっぽさがアクセントになっていて、多層的です。

12年熟成ということと、60%を超えているということで、飲みごたえという意味でも十分ですし、一方で、若さや度数から来るスパイシーさがほぼ無く、これが中熟、長熟と熟成を重ねた時にどんだけ美味くなるんだとワクワクしました。

加水の方が美味しいんじゃないの?度数高過ぎてピリピリでネガティブな要素も出ちゃうんじゃないの?と疑っていましたが、これは一本抱えて付き合う価値のある素晴らしいリリースだと思いました。あ、あくまで好みですけどね。

強いて言えばもう少し安かったら。。。

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