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アーカイヴス ティーニニック 1999 20年 - ARCHIVES TEANINICH 1999 20Y

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どうも僕です。いやぁ、痺れましたね。何が痺れたって今回のボトルですよ。Twitterを見てくださった方はわかるかもしれませんが、このボトルはオランダのWhiskybaseから取り寄せたボトルでして、夏の暑さのせいか、到着した時にはキャップのシール部分がベリッベリに破れた感じで開いてたのですよ。

かれこれ何十回と個人輸入していますが、こんな経験は初めてでちょっとあれでしたね。なんていうか、もう2度と夏は個人輸入しない!税関嫌い!←

肝心の中身は減っていると言うことはなかったですし、実はこいつはバーターボトルで、抽選で当たったバーンサイドのついでに買ったボトルでして、本命のバーンサイドは一緒に運ばれてきたのに何故か無事だったので発狂せずに済みました。あとは飲んでみて味わいに発狂しないことを祈ってます。
きしぇぇぇえええ!(北野君

今夜もすこっつだけお付き合いください🥃

本日のドラム

今夜は、アーカイヴスから、
「ティーニニック1999 20年」をテイスティングしていきます。

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アーカイヴス
ハイランド
ティーニニック 20年(1999-2019)
ホグスヘッド(恐らくバーボン)
55.7%

アーカイヴスシリーズは何気に少し集めている好きなシリーズなのですが、今回も可愛いボトルですね。ウマヅラカワハギでしょうか。違いますか?知りませんか?知らないなら口挟まないでもらえます?え?モンガラカワハギ?知るか!そんなマイナーな魚!熱帯魚か?!熱帯魚だから暑くて飛び出しちゃったって?!バッキャロー!熱帯魚は暑さに強いんだろうーがばかやろこのやろおめぇ。どけどけーどけどけー!邪魔だ邪魔だどけどけーどけどけー!(いつもここから

中身はティーニニックということであまり外れない印象の蒸溜所ですね。イメージ的にはフルーティーで万人受けする、一方でしっかりと旨味を持つようなイメージを持っています。このカワハギちゃんはどうでしょうね。

ってことで、スランジバー🥃

テイスティングコメント

Nose:麦麦しさ、小麦、十円玉、柑橘、パイナップル、アプリコット、アロエ

Palate:麦の甘味、柑橘、パイナップル、アプリコット、若干の金属感、
クッキーの端、パンの耳、余韻にかけてスパイシー

香りは麦が主体で、その後から黄色いフルーツとアロエのような青味がかったニュアンスが感じられます。同時に十円玉のような金属っぽさも僅かに感じます。

味は香り同様に麦の甘味がしっかりと出ており、そこからパイナップルやアプリコットのフルーツ、そして香りに感じた金属感と、僅かな苦味を伴う小麦感がクッキーやパンを想起させ、度数なりのスパイシーさが長く残ります。

総評

「美味しい」

所謂、地味旨系のボトルかと思います。度数なりのボディがしっかり感じられる香味でありながら20年熟成の落ち着きもあり、ウイスキーがウイスキーたる所以と言うべき麦の香味が主体で、フルーツ感や青いアロエのようなニュアンスも香味に感じる良いリリースかと思います。

表面的にはオードやクラガンモアに近いニュアンスなのですが、面白いのが金属感が若干感じられ、90年代前半のアードベッグのような香味を感じて面白いです。もちろんピートはありませんが。。。

個人的には既に好きな香味が出ていますが、ゆっくりゆっくり寝かせてあげれば「そうそう、これこれ」と言うような90年代の美味しいゆる旨ボトルになるのではないかと期待させるリリースで機会があれば一杯飲んでみて欲しいです。

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