見出し画像

ロングモーン 15年 - LONGMORN 15Y

ここは読み飛ばすセクション

どうも僕です。9月29日です。肉の日です。忙しいですね。自民党の総裁選があって岸田総理の誕生が決まったとか、誕生と言えば今月はすこっつさんの誕生日だとか、誕生日プレゼントのグレンカダム30年は絶賛受付中だとか、そういう重大案件もあれば、長らく続いていた禁酒法が解け、10月1日からお酒の提供が許可され、つまりは我々が愛してやまないバー業態の飲食店が営業を再開できそうなわけです。これは忙しいですよね。そうなんです、忙しかったんです。なので1ヶ月以上も本noteの投稿を怠っていたことを此処に深くお詫びします。そんなの誰も待ってねぇよ的なツッコミも10月1日まで禁止なのであしからず。

今夜もすこっつだけお付き合いください🥃

本日のドラム

今夜は、ディスティラリーボトリングから旧旧ボトルの
「ロングモーン15年」をテイスティングしていきます。

画像1

DB
ハイランド
ロングモーン 15年
43.0%

現行の2つ前のボトルで恐らく80年代流通のロングモーン15年です。ロングモーンと言えば僕の中でGMの1969ロングモーンがトップオブトップなのですが、そんな伝説級のボトルなんて手に入る世の中ではございません。がしかし、あーだこーだ嘆いても仕方ないので今飲めるものの中で美味しいものは無いかと探しました。スタッフ一同一生懸命探しました。そして生き別れたロングモーン、、、なんと見つかりました。そして今日、スタジオに来てくれています。
どうぞ!!!

ってことで、スランジバー🥃

テイスティングコメント

Nose:リンゴ、シナモン、桜餅、アプリコット、オレンジクリーム、開いてくるとマスカット、オールドらしい麦

Palate:非常に滑らか、麦の甘み、紅茶の茶葉、十円玉、淡いピート、開いてくると過熟の渋みを伴った桃

総評

「かなり美味しい」

オールドとは言え、まだ若干硬いが、結論としてはかなり美味い。加水ということもあり香りについては直ぐにフルーツ、クリーミーさなどが出てきて良いですし、特にマスカット系の白い果肉の甘みのあるフルーツ香が印象的。オールドのハイランドらしさもしっかりと感じられます。味はもう少し時間がかかりそうですが、非常に口当たりが滑らかで、淡いハイランドピートや茶葉っぽいビターネスがあって、開いてくると余韻に熟した桃系のフルーツが感じられ、またそれがあからさまでなく、好印象です。

現行の2つ前のラベルで、オールド感、ハイランドらしさ、白果肉系フルーツの3要素を併せ持つ満足度の高い一本です。日本ではほとんど在庫を見ないですし、4万円弱ほどの価格帯になってしまっていますので、今から買うにはハードルが高いかもしれませんが、オールド感のあるシングルモルトで、バー飲みでも比較的リーズナブルに飲めるボトルだと思うので見つけたら是非お試しいただければと思います。

※評価基準はコチラ

読んで頂いたついでに"スキ"ボタン押下、またはコメント頂けると喜びます。

サポートは100円とか200円とか、それ以上とかそれ以下とか、そういったお気持ちに応じた金額を筆者にお送り頂く機能のようです。基本的にお金を頂けるレベルのことは書いていないのですが、ごく稀に頂けることがあります。心から有難うございます。