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ラフロイグ 16年 EU向け - LAPHROAIG 16Y FOR EU

ここは読み飛ばすセクション

どうも僕です。常々ですね、この読み飛ばすセクションが最も時間をかけていると言っているのですが、それは半分冗談で、当然テイスティングに最も時間をかけているわけです。が、しかし、今回ばかりは全くどうして何も浮かばない。正確には何かしら浮かぶは浮かぶんですが、なんというか、だから何?ということしか浮かばず、結局書き始めるに至らない。うーん、困った。と徒然なるままに書き始めたところで気づく。この文章こそ「だから何?」じゃないかと。ほーう。なるほど。理解した。理解はしたがそれ以上でも以下でもない。ポジティブに捉えれば僕は今限りなく自然体だ。何も思い浮かばない。故に何も思い浮かばないという事実を書き記す。超自然体。SDGs。なんならESGだし、カーボンニュートラルとも言えるかもしれない。エコだし、もっと言えばGreen。そうGreenのボトルと言えばこのボトルですね。

今夜もすこっつだけお付き合いください🥃

本日のドラム

今夜は、ディスティラリーボトリングからEU市場向けの「ラフロイグ16年」をテイスティングしていきます。

ハイボールは財団ハイボール(財ボール)とも言われるとか

DB
アイラ
ラフロイグ 16年
ファーストフィルバーボンバレル
48.0%

ってことで今年はラフロイグづいてます。づかせてます。なんだかんだ結局ラフが1番美味くね?美味いラフが1番美味くね?みたいに思い始めていて、今年はラフをしっかり飲んでいく所存です。

そんな中2019年からリリースが続いているラフロイグ16年。そもそもは2015年にラフロイグのバイセンテナリー(200周年)ボトリングの一つとして16年がハーフボトルでリリースされ、当時のボトルもかなり美味しかったと記憶しています。それから4年程経過し、久しぶりに16年がリリースされ、しかも当初はEU向けではなくAmazon.UK向けという日本人としてはなんとも悔しい、そして買えないリリースでした。そうこうしているとEU向けで同様のスペックがリリースされ、2020年、2021年と安定的に供給され、ようやく買いやすくなりました。

これだけ安定的に出てくると、大した味じゃないんじゃない?売れ残ってるんじゃない?と懐疑的ではありましたが、ハイボールにすると美味しい。と財力のある方が言うことによって一気に注目度が上がり日本でも飲んでいる人が増えてきました。遅ればせながらしっかり飲んでいきたいと思います。

ってことで、スランジバー🥃

テイスティングコメント

Nose:ヨード、鰹節、ピート、薬品、柑橘、グレープフルーツのワタ、なめし皮

Palate:ピート、タール、鰹節、レザー、グレープフルーツのワタ、パッションフルーツ

総評

「かなり美味しい」

はい、個人的にはかなり好きです。好みです。理由は飲んだ後のフィニッシュにかけてパッションフルーツ系トロピカルフルーツがあるラフロイグだからです。16年と熟成も十分ですし、度数も48%と良いところに設定されていて"かなり美味しい"ラフロイグだと思います。

一方で、オフィシャルの中では比較的出汁よりもかなり主張のある鰹節感があるのが印象的で、その辺が実は好みを分ける部分では無いかなと思ったりしました。オフィシャルスタンダードよりは出汁感強めというか、潮っぽいというか、濃口の出汁というか、そんな感じで薄味で育った人には合わない味噌汁のような。そんな印象があります。だからこそハイボールが良いという方がいるのかもしれません。個人的にはストレートでもハイボールでも好きですが。

最終的に好みに依存してしまいますが、僕個人としては、やはりこのスペック、この味わいで1万円ちょっとで買えるのはちょっとこのご時世にありえないんじゃないかと思ってしまいました。フィニッシュのほんのりとしたトロピカルフルーツを感じられる美味しいラフロイグを低価格で。これは是非コンスタントに買える状態を保ってほしいところです。

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