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ラフロイグ カーディス 200周年ボトル アイラフェス2015向け - LAPHROAIG CAIRDEAS 200TH ANNIVERSARY EDITION FOR FEIS ILE 2015

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どうも僕です。どうしても僕です。ということでかれこれ1年くらいコロナ禍じゃないですかぁ?ということはかれこれ1年くらい在宅勤務なわけですよぉ?そうするともう東京に住んでいる必要ないんじゃないかとか思い始めるじゃないですかぁ?そうなると出来れば蒸留所や素敵なバーが近くに、出来れば徒歩圏内に、あるところに移住とか考えるじゃないですかぁ?でも都内に行きやすいところじゃないと仕事の選択肢も減りそうじゃないですかぁ?そうなると秩父一択なのかなと思っていますけどこの考えどうですか?!ロジカルじゃないですか?!ロジカルモンスターじゃないですか?!え?ロイヤルロッホナガーですか?
まぁ、それくらいにはバーに行きたいです安西先生。タプタプ。

今夜もすこっつだけお付き合いください🥃

本日のドラム

今夜は、ディスティラリーボトリングから「ラフロイグ カーディス アイラフェス2015向け 200周年ボトル」をテイスティングしていきます。

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DB
アイラ
ラフロイグ カーディス(2003?-2015)
恐らくバーボンカスク
51.5%

カーディス、私が変なオジサンです。ということで、今更ですが家に複数ストックしていたので1本くらい開けておくかーっと選んでみたディス。

このボトルは2015年のアイラフェス向けにリリースされたボトルですが、同時に蒸留所200周年=バイセンテナリーを記念したリリースでもあります。中身はあまり定かじゃないのですが、2003年ヴィンテージとの説があり、そうなると12年程度の比較的若めの熟成年数主体かなと想像しています。

特筆すべきはラフロイグのフロアモルティング麦芽100%という点で、ラフロイグのフロアモルティング比率が高い程フルーティー=好み!みたいなところがあるので楽しみディス!

ってことで、スランジバー🥃

テイスティングコメント

Nose:優しいピート、柑橘、パッションフルーツ、フルーツポンチの汁、桃っぽさ、若干のハーブ、ヨードや出汁感、時間経過で麦の甘味、バニラ

Palate:度数なりのボディ、中程度のピート、奥から香り同様のグレープフルーツ、余韻にかけてパッションフルーツ、ピート

香りはシャイな印象で、優しいピートが感じられ、すぐにグレープフルーツやオレンジなどの柑橘や奥にパッションフルーツなどの酸味のあるフルーツと、それらを漬け込んだフルーツポンチのような甘さがあり、最後に奥からヨードのミネラル感やラフらしい出汁感が出てくる、時間経過でバニラやモルティさが増す

味わいは口当たりは優しいものの飲みごたえのあるボディで、ピートは強過ぎず弱過ぎず、その後からフルーツが出てきたかと思うと、最後に再びラフらしいピートや麦、フレッシュなパッションフルーツが余韻として長く続く

総評

「かなり美味しい」

開栓直後でザ・シャイな印象で、ピートや麦が主体であるものの、それが支配的ではなく、確かに横たわるフルーツも感じられるけれどそれも全開ではない。ハーフショットをバーで飲むだけだと「へー」で終わってしまいそうな個性からスタートです。

しかしながら、時間経過と共にコンテンツ豊富な香りと味わいになってきて、フルーツとラフらしいピートやヨード、出汁が一気にバランスと纏まりを帯びてくる印象に変わります。まだまだポテンシャルは発揮できていない感じですが、現時点でも"かなり美味しい"ラフロイグでした。

実はこのボトル既に飲んだ人の多くが非常に高評価、でも時間をかけるべき、
または数年から数十年寝かせたら突き抜ける、などと仰っているとかいないとか。
ならばリリースから5年経った今、開栓してやるディス!と意気YO!YO!と飲んでいる今。なう。ディスタイム。アンドユー?ってな具合なんですが、なんていうか、その、コンプリートリーアグリーウィズサムワンフーアイドンノウです。

仮に2003年蒸留の原酒が主体だという説が正しい場合に、ラフロイグ蒸留所の技術の素晴らしさというか、なんというか、ラフロイグに関して言えば60~80年代のオールドボトルを追う必要は全くないなと。それくらい今のボトルを飲んでおけば、買っておけば将来的にも満足感得られるなと。そんなことさえ思わせる良いリリースだと思いました。(長い!

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