見出し画像

ウォーターフォード ガイア 1.1 - WATERFORD GAIA 1.1

ここは読み飛ばすセクション

どうも僕です。微妙な季節です。少し前は梅雨入りしたか?と思ったら梅雨明けしたか?と思うくらい暑かったり、そうかと思えば急に雨降ったり。一貫性の有りそうで無い、そう、それが天気とウイスキー。今回も毎回違う表情を見せてくれながらも、テロワールという一貫性を維持し続ける新進気鋭のアイリッシュを飲みながら、一貫性の無い適当なテイスティングコメントをお届けするコーナーの始まりです。

今夜もすこっつだけお付き合いください🥃

本日のドラム

今夜は、ウォーターフォードのオーガニックシリーズから、
「ガイア 1.1」をテイスティングしていきます。

画像1

DB
アイリッシュ
ウォーターフォード ガイア 1.1(2016-2020)
アメリカンファーストフィルオーク、アメリカンバージンオーク、フレンチオーク、ヴァン・ドゥ・ナチュレ
50.0%

今回も信濃屋さんがガッツリ力を入れて展開しているウォーターフォードから、初のオーガニックシリーズであるガイア1.1を飲んでいきたいと思います。まだまだ4年という熟成期間において、オーガニックという特殊なタグがどう影響しているのかまでは分からないかもしれませんが、長い目で見て少なからず個性を生み出す要素にはなってきそうですね。

ってことで、スランジバー🥃

テイスティングコメント

Nose:グラッシー、ローズマリー、柑橘、お香、シリアル、ヨーグルト、メロンの皮に近い部分、酸味のあるイチゴ、蜂蜜

Palate:麦の甘味、アプリコットの甘味、ナッツ入りのクッキー、ジンジャー、ホワイトペッパー、イチゴヨーグルト

香りはこれまでの1.1よりもグラッシーでハーバルなコンテンツが前面に出てくる印象、さらに柑橘がこれまでに無いところの個性、そこにこれまでのウォーターフォードでも感じたオリエンタルなお香、ヨーグルトなどの乳酸、そして今回はアフターにかけてメロンやイチゴなどの酸味と蜂蜜の甘さを感じます。

味は香りと比較してこれまでの1.1と同様の麦、アプリコットの甘味から、ジンジャーやホワイトペッパーの刺激、最後にやはりイチゴやメロンなどのヨーグルト、フルーチェを想起させる味わいがあります。

総評

「美味しい」

これまで5本ほど運良くウォーターフォードをボトルでお付き合いさせていただいて、テロワールという観点での様々な個性や違いを感じつつも、ウォーターフォードらしさみたいな一貫性のある要素も理解できて来たように感じます。

テロワールという意味では、フルーツの出方だったり、甘さの質みたいなものがはっきりと差に現れているように思います。他方、ウォーターフォードらしさという意味では、ハーバル、シリアル、ヨーグルトというような発酵やミドルカットなどの工程に依存しそうな一貫性が感じられる気がします。

既に信濃屋さんが1.2のラインナップも展開してきてくださっているので、そちらも徐々に飲んで行き、新しい発見、同時にこれまでとの共通点を認識していけたらと思います。

※評価基準はコチラ

読んで頂いたついでに"スキ"ボタン押下、またはコメント頂けると喜びます。

サポートは100円とか200円とか、それ以上とかそれ以下とか、そういったお気持ちに応じた金額を筆者にお送り頂く機能のようです。基本的にお金を頂けるレベルのことは書いていないのですが、ごく稀に頂けることがあります。心から有難うございます。