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ヤングスピリッツ リンクウッド 2010 12年 - YOUNG SPIRITS LINKWOOD 2010 12Y

ここは読み飛ばすセクション

どうも僕です。そして願いは世界平和と円高です。そんなご時世です。そんなご時世にね、マティーニを作ってみたい欲求がふつふつと湧いてきたんですがね、実際作ってみるとまぁこんなもんかってマティーニちっくなものができるわけですよ。ふむふむと。悪くないじゃないかと。そう思って調子に乗りながら、次にマティーニのバリエーションとして、クレームドカシスを入れたパリジャンというカクテルも作ってみたわけですよ。そうすると先ほどの自作マティーニよりも明らかにパリジャンの方が良い出来に感じるわけですよ。何が言いたいかっていうと、マティーニっつーもんはシンプルが故に難しいカクテルなんだなと、そういったバーの妙技、矜持みたいなものを示すカクテルなんだなと、改めて感じたわけですよ。だからもう僕はこれからパリジャンしか作りません。
ってオイ!ちょっと待てぃーニ✋

今夜もすこっつだけお付き合いください🥃

本日のドラム

今夜は、YOUNG SORITSシリーズから、「リンクウッド 12年」をテイスティングしていきます。

美しいデザインのラベルと美しい原酒

YOUNG SPIRITS
スペイサイド
リンクウッド 12年(2010-2022)
ファーストフィルバーボンバレル&ポートホグスヘッドフィニッシュ
54.5%

こちら、私の理解が正しかったらですが、FERG&HARRISという会社が立ち上げたYOUNG SPIRITSという新しいボトラー事業からリリースされたリンクウッド12年です。多分。

ややこしいんですが、日本で言えばRudder社が立ち上げたUltimate Spiritsというボトラー事業みたいな位置付けなんじゃないかと思います。多分。

そんなことはさておき、美しいラベル、3ヶ月間のポートカスクフィニッシュ、昨今人気なリンクウッド、カスクストレングス、そして新規ボトラーということで、興味が抑えられずUKから引っ張ってみました。きっと美味しいはず。多分。

ってことで、スランジバー🥃

テイスティングコメント

Nose:プルーン、ケミカルなアメリカンチェリー味のグミ、アップルパイ、エスプレッソ、ワインのタンニン、蜂蜜、樹液

Palate:赤リンゴ、プルーン、コーヒービーンズチョコレート、ダークローストコーヒー、バニラエッセンス、ホワイトペッパー

総評

「普通」

若いけどスマッシュヒット来ないかなと実は結構期待して買ったのですが、まぁ相応の味わいかなと思います。とは言え、しっかりとルビーポートフィニッシュで甘い干し葡萄系フルーツは乗っていると思いますし、良くも悪くも突き抜けない優等生というイメージのあるリンクウッドとして納得の味わいだと思います。

ちなみに加水もしてみましたが、香りはかなりフルーティーさが増し、甘い麦っぽい香りが出てニートよりも良くなる印象で、加水の香りだけならかなり美味しい評価にもなり得ます。一方、味わいはあまり加水によって良化する要素は感じませんでしたが幾分か甘味は増すので、今飲むならロックでゆるりと、あるいは意外とハイボールも悪くないので加水系で暫く楽しみつつ、半分くらいまで減ったら暫く寝かせておこうと思います。

やはり短熟でスマッシュヒットを狙うのはなかなか難しいですね笑

※評価基準はコチラ

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