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シークレットハイランド 2010 10年 - SECRET HIGHLAND 2010 10Y for PASSION FOR WHISKY

ここは読み飛ばすセクション

どうも僕です。12月に入りました。ということは、12月になったということです。逆に言えば11月は終わったということであり、つまるところ、12月が始まったわけです。でも12月は始まったばかりではあるわけで、言ってしまえば12月はまだ終わっていない。すなわち今12月ということになるので、結果的にはまだ1月ではない。これは誰がどう見ても明らかですよね。何も書くことが思いつかなかったということが。

今夜もすこっつだけお付き合いください🥃

本日のドラム

今夜は、パッションフォーウイスキーから同店の10周年記念ボトリング、
「シークレットハイランド 2010 10年」をテイスティングしていきます。

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Boogieman Import
ハイランド
シークレットハイランド 10年(2010-2020)
52.4%

海外のPASSION FOR WHISKYの10周年ボトリングで詰められたシークレットハイランドです。はいこれ見た瞬間ネタじゃん!とツッコミたくなりますね。なにせシークレットとは言え、ハイランド表記でバイカラー、、、、どこからどう見ても伝説的なボトルと言われるジャッコーネのクライヌリッシュのバイカラーラベルと酷似したデザイン。期待しちゃいますよね。アウトターンも128本と少なく、即ポチりましたが翌日にはSOLDOUT、中身はクライヌリッシュなのか、気になるところですね。もちろんジャッコーネバイカラーなんて手元にはございませんが、似過ぎです。。。大丈夫なのかこれ。

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ってことで、スランジバー🥃

テイスティングコメント

Nose:最初は若さを感じるアルコール感、しっかり麦、麦の甘み、バナナ、青リンゴ、バターっぽいオイリーさ

Palate:麦の甘味、リンゴ、ややベリーキャンデーやラムネっぽさ、オークの香ばしさ、柔らかなピート、ややスパイシー

香りのトップはアルコール感があるが、時間経過で麦麦しさ、そして麦由来の甘味、バナナや青リンゴっぽいフルーツもあり、品の良いバターのようなオイリーさもあり、焦がした麦のような香ばしさもあります

味は麦の甘味主体で、リンゴがあり、キャンディーやラムネのような甘味を感じ、オークの香ばしさや柔らかなハイランドピート、度数なりのスパイシーさもありつつ、直ぐに穏やかになる。

総評

「美味しい」

総じて、麦主体の甘味、バナナや青リンゴっぽさ、オイリーなニュアンスが出てきますし、味に関して特徴的なのが、フルーツラムネっぽい甘味と柔らかなハイランドピートです。

香りには若さを感じましたし、ボディも度数なりのスパイシーさもありますが、それが支配的ではなく、直ぐに原酒の個性が感じられる変化がありました。

OBクライヌリッシュ14年とも飲み比べしてみましたが、こちらのボトルの方が、より香ばしいビターネスや柔らかなハイランドピートがあり、その点は差がありました。一方で、オイリーさ、フルーツ感はかなり共通点があり、やっぱりクライヌリッシュなのかなぁ。とも思ったり。てか14年が美味すぎ。

どちらかと言うと最近のボトラーから出ている10年くらいのクライヌリッシュと飲み比べた方が正確に捉えられたかもしれませんが、海外でもクライヌリッシュと言われてますし、トンプソンブラザーズのクライヌリッシュ10年と近いという評価も。確かにスペック的にも近年出てくるヤングクライヌリッシュと合致しますし、ほぼ確定かなと。

何より麦やフルーツの甘味がしっかり出ていて美味しいので、これからまだまだ伸びそうです。ジャッコーネ的なボトルになってくれると嬉しいなぁ(無理か

※評価基準はコチラ

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