見出し画像

マスターオブモルト アバフェルディ 1991 27年 - MASTER OF MALT ABERFELDY 1991 27Y

ここは読み飛ばすセクション

どうも僕です。いきなりですがおめでとうございます!何がか分からない極少数派の方に念のためお伝えしておくと、僕が夏休みに突入しましたので祝わせてもらいました。あ、今、ウイスキーのボトルを飲み干した後のコルク、ではなく、スクリューキャップを頂きましたー。ありがとうございますー。今日はね、さっさと読んで欲しいのでこの辺にしておきますね。あー、アバフェルディうめー。

今夜もすこっつだけお付き合いください🥃

本日のドラム

今夜は、海外酒屋の中の雄、Master of Maltのプライベートボトリングから、
「アバフェルディ 1991 27年」をテイスティングしていきます。

まずラベルがカッコよく無いですか?(カッコいい)

MoM
ハイランド
アバフェルディ 27年(1991-2018)
リフィルシェリーホグスヘッド
44.3%

みんな大好きアバフェルディですね。マスターオブモルトからドドドっと複数種類出た中で特に惹かれたリリースで、ウイスキー好きな界隈からも「気になる!」「早く開けろ!」「開けないなら死○ね!」と反響のあったリリースで、残念ながら完売してしまっているみたいですが、今回ドドドっと出た中でも注目度の高い1本では無いでしょうか。

スペック的にも91ヴィンテージの27年熟成が3万円弱というリーズナブルな価格、それでいてリフィルのシェリーと来たらハズれ無いだろこれ!と、誰もが惹かれますよね。ボトリングは2018年で3-4年前ということと、44.3%で結構な度数落ちなことを考えると今がまさに飲み頃というリリースではないかと想像しています。ボトリングと記載せずにDisgorged=吐き出されたという表記になっているのもこのシリーズのイケてるギミックですね。信濃屋さんのボトリングから数年経ってリリースするやつもこんな感じで表記したらカッコいいかもですね。(余計なお世話)

ってことで、スランジバー🥃

テイスティングコメント

Nose:熟した赤いリンゴ、蜂蜜、オールドっぽい麦のニュアンスと甘み、ミント、アプリコット、パイナップルの缶詰のシロップ、白い花、桜餅

Palate:赤リンゴ、モルティな甘さ、甘露、心地よい樽感、ハニートースト、ややしっかり焼いたパンケーキ、バニラ、余韻にかけて心地よいシェリーの甘さ

総評

「超美味しい」

これはもう抜群です。長熟且つ度数落ちで今が飲み頃ということもあると思いますが、アバフェルディに期待するもの、モルトウイスキーに期待するもの、シェリーカスクに期待するもの、全てがベストなバランスで詰まっていると思います。初の超絶美味しいにしても良いくらい好みです。

香りはしっかりアバフェルディらしいリンゴや蜂蜜が主体で、オールドっぽい麦感も感じられますし、下手すると桃と感じる人もいるかもしれません。味も香り同様にアバフェルディの甘さが出つつ、同じくアバフェルディらしいトースティなビターネスが丁度良い塩梅で出ています。そして何と言ってもアフターに感じられる心地よいシェリー感。リフィルシェリーの影響が計算し尽くされたように出ています。

これが2万円台で買えたことに感謝すると同時に、こんな超美味しいボトルが今時2万円台で買えるなんて信じられない。 43本しかボトリングされてなくてフルボトルは完売してしまったようですが、30mlのサンプルならまだ買えるっぽいので興味があれば飲んでみてください。僕のnoteで近い味覚だなーなんて思ってる方には絶対後悔はさせません。

いつまでも飲んでいられる、飲んでいたい、そんな素晴らしいアバフェルディでした。マジで6本くらい買っても良かったレベル。

※評価基準はコチラ

読んで頂いたついでに"スキ"ボタン押下、またはコメント頂けると喜びます。

サポートは100円とか200円とか、それ以上とかそれ以下とか、そういったお気持ちに応じた金額を筆者にお送り頂く機能のようです。基本的にお金を頂けるレベルのことは書いていないのですが、ごく稀に頂けることがあります。心から有難うございます。