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急に一人で喋り始めたペテ子。

2年くらい前の話。

今はペテ子の声がうるさいので、作業机は部屋の奥にしているが、
当時私はベランダ側に作業机を置いて、パソコン作業をしていた。

暑い日は窓を開けるので、隣からペテ子のバカでかい声が聞こえてくる。


うるせぇなぁ・・・。と思いつつ、私はそこでペテ子の会話を嫌でも聞くことになる。


そして、私は非常に面白いことを知ってしまった。
今でも思い出すとニヤニヤが止まらないのだ。

その話をこれからしていく。

ーーーーーーーーーーー

とある日の朝5時頃、隣の部屋から何か話し声が聞こえる。

こんな時間になんだろ?誰か来てんのかな・・・。
電話かな?
そんな風に思いながらも、窓を開けていないので、
「何かを喋ってる。」ということしかわからない。


まぁいいや。と思いまた目を閉じて寝たが、
今度は昼も夜も話し声が聞こえる。

しかも、いつもと声が違う。
わざとらしく女を出したような、
いい人ぶった喋り方が鼻につく。

でも、誰も人は来ていない。


いよいよ、ペテ子も頭がおかしくなったか。
あ、元々か。

と思いながらも、

なんだろう?と、
探求心好奇心旺盛な私は、ジッとその言葉に聞き耳を立てた。


誰もいないけど、誰かに向かって話している?

何かを読み上げてそれに答えてる?

インスタライブとか?


インスタのアカウントを、思いつく限り名前を連ねて検索したが見つからない。

最初はなんだかわからなかったが、次第にペテ子が何をしているのかがわかってきた。


ペテ子の口から、

「ライバー」

という言葉が出てきた。


ライバーって何?

バイク乗り回す人じゃないし・・・

ドライバーじゃないし・・・

ライバーの配信自体に興味がなかった私は、ライバーが何だかわからない。


ダダ洩れのペテ子情報から、どうやらそれで収益を。とか、
TikTokでも収益出るみたいだよ。
言っているのも聞こえてきた。

なるほど、やっぱり配信してんのか。

自らネタを自白してくれたのだから、ありがたい。


ひとしきり自分の中でライバーという言葉を消化しきったところで、

次第に、


ライバー?え?ライバー?ペテ子が?

ニヤニヤニヤニヤニヤ。

勘弁してよ~。ペテ子が?

ちょっとちょっと~、すぐキレて人間関係上手く築けないのにできるの?


私は顔がニヤつき始めた。


ライバー?何をしゃべるわけ?
ねぇ!教えて!いったい何をしゃべるわけ!!??


もうそこから私の調べ魔がさく裂しだした。
そう。私は蠍座。
蠍みが恐らくこの全人類の中で10本の指に入りそうなくらい
蠍みが強すぎる女。


探偵になれる。と言われるくらい探求心が強いから、そりゃ調べてしまう。

仕方がない、それがサガなのだから。
良い方にも悪い方にもその探求心は出てきてしまう。


そして、神が君臨した。
たまたまお客様から、
「今このアプリにハマってるんだよ。」と教えてもらったアプリがあった。


直感的に、
これじゃね?と思い、インストールした。


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