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素が出た軽バン男、やってしまう

ペテ子がキレ散らかしてからというものの、
数回は大人しかった軽バンガサツ男。


ベランダの窓を開けても、大声で喋ることもなく静かにしていた。


そして、とある日の昼間。
駐車場からペテ子の声が聞こえて来た。


何やら若干はしゃいでいる。


いつの間にかペテ子は軽バンと合流し、何かを買いに行ってきたようだった。


私としたことが!合流現場を見逃すなんて!!


両手で重そうな何かを腹の前で抱えた軽バン男を、

おぉ!!お詫びの品ですか!?買わされたのか!?と思いながら、
カーテンの隙間から見るサソリ。

私も私で気持ち悪いが、ネタ集めにはこれが必須なのだ。


買ってもらってルンルンのペテ子。軽バンに話しかける。

ペテ子「何か持とうか!?(ルンルン♪)」

軽バン「いい!いい!お前先行って玄関開けとけ!」

ペテ子「・・・あ、そうだね。そうするね(イソイソ)」

あら~、命令しちゃった~。
いいのかな~。いいのかな~。


軽バンのガサツさが出てしまった。
そんな命令口調で大丈夫か?


君、つい最近怒られてたよね?

ニヤニヤしながらその光景を見ていた。

その日は何かを買ってもらった手前、ペテ子も何も言わなかったようだ。

珍しいこともあるもんだな。と思っていたら、


その後、軽バン男がペテ子の元に姿を現すことはなかった。


もう目当てのものを買わせて、お役目ごめんだったんだろう。
そして命令されたので切ったんだろう。

きっと、こいつに何かを買わせるまでは終わらせない。
と思っていたのかもしれない。


恐るべしペテ子。


次のターゲットは、白い車の若い男だ。
こいつが恐らく直近でペテ子とマッチングした男。


最後の男だからと言ってガッカリしないでほしい。

実はまだ凄いのがいる。
これ以上に面白いネタがまだ思い出せないので、もう少し後に登場してもらう。

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