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子どもの経験と問い

子どもって人生経験が浅いからか、「なんでそんなやり方するのー!?」っていうこといっぱいありませんか?(笑)

「なんでそんな持ち方するのー!?」

「手を洗うのに水出しすぎ!」

「コップ見てー!水こぼす!」

子どもとの毎日は刺激に溢れてますね♪笑


ついつい、取り上げて「正しいやり方」を教えてあげたくなっちゃうけど、私は子どもの「考える力」を使う練習のために、できるかぎり「敢えて教えない」というアプローチで頑張ります。

じゃあどうするのかというと…


失敗させるのです!


例えば…

不安定な持ち方やよそ見しながらコップを持って、中の水をこぼしてしまえばいい。

服を濡らしてしまえばいい。


そうしたら、本人が雑巾で水を拭いて、着替えをして、もう一度水を入れて持ってきたらいいですね。

これを大人がやらなくてはいけないと思うから腹が立つのです^^;

もちろん最初は子ども本人もどうしたらいいかわからないだろうから、「こぼれちゃったね?どうする?」「服濡れてるよ?冷たいね。どうする?」なんて声がけサポートは必要になるかと思います。

あとは雑巾を本人の手が届くところに用意するなどの環境も整えるとなおいいですね♪


子ども本人にとっては、「自分のやったことの責任を負えるんだ」という自負にもなりますし、段々繰り返すうちに「めんどくさい」と思うようになります(笑)


この「めんどくさい」ってとっても大事です!


「水こぼすとめんどくさい」→「こぼさない為にはどうしたらいい?」

自分で「こぼさない為には?」と考えるのが大事なのです^^
この過程を経験して、「自分なりの問いを持つ」ということがより深い洞察力を生みます。

その発端は、

「怒られるからこぼさないようにする」

のではなく、

「こぼすと拭いたり着替えたりするのが大変だからこぼさないようにする」

という前提だと、後者の方がより本質的で、良い解を考えつけそうですね^^

あと、何事も自分で動けるようになってもらった方が、親御さん自身が後々楽ですよ!

気持ちに余裕がある時だけでも、ふとこんなことを思い出してもらえたら嬉しいです♪


もちろん、「そんなことやってらんねー!!」って時もあるはず。(むしろそんな時の方が普通かな…)そんな時はこちらの記事をどうぞ。


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