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【マーケティング】コーヒーから考える、共感を得る商品・サービス

☆コーヒーを飲む頻度が増えた人
☆コーヒー豆にこだわりを持つようになった人
☆コーヒーメーカーを買った人

コロナ禍で、コーヒーとのかかわりが増えた人は多いのではないでしょうか?

私も在宅勤務などで家にいるときは自分でコーヒーを淹れるようになりました。

今回は「コーヒーのトレンドから見る、アフターコロナに共感を得る商品・サービス」についての記事をご紹介します。

SCOPE公式HPに掲載している"VIEW"では、アンケート等をもとに調査分析を行い、商品・サービスなどの企画のヒント等を独自の視点での「気付き」をお届けします。

全文をご覧になりたい方はこちらから↓

アフターコロナのコーヒーの飲用状況の変化

コーヒーを自宅で飲む頻度→増加
カフェなどで飲む頻度→減少

週1回以上コーヒー飲用する20〜69歳男女を対象者とし、
コロナ感染拡大前後でのコーヒーの飲む頻度を比較

コロナ禍で「巣ごもり」の時間が以前よりも増えたことで、
「自宅でコーヒーを飲む」頻度がより高くなっていることがうかがえます。

コロナ禍以降(2020年2月以降)から始めたことは?

2022年3月調査実施

テイクアウトや宅配サービスなど、お店から自宅などへコーヒーを連れ出す行動や、自宅で手挽きなど、おうち時間を充実させるための行動など、
コーヒーを飲む行為を「自宅」に集約する傾向が特に窺えました。

私は切絵やハンドメイドなど「家でできる趣味」を増やしたので、その趣味のお供としてコーヒーを飲む機会が増えました。私と同じように、コロナ禍でコーヒーの香りをたのしみながら趣味に没頭する時間を大切にする人も増えたのではないかなと感じます。

 実践したことは無いが関心があることは?

2022年3月調査実施

調査結果から、アウトドアシーンでのコーヒー飲用の意向が高いことが窺えます。また、「コーヒーメーカーを使う」や「セルフ焙煎」など、自宅でコーヒーを「よりリッチに味わいたい」という意向も高いことがわかりました。

余談ですが、私はエスプレッソマシンを購入して、ラテアートに挑戦しました。時間に少し余裕ができたからこそ、丁寧にこだわりを持って淹れることで、充実感を得ています。

今回の気づき

今回の調査から、コーヒーは

☆巣ごもり生活を豊かにして生活者に深く寄り添う
☆様々なアウトドアシーンでのキーアイテムとなる

など、コロナ禍における人々の生活の愉しみ方の変化・拡張に大きな役割を果たしていることが窺えました。

この傾向は、コロナ禍という大きな制限下で
「自分の心地よい暮らし方は何か?」
探る中で発生したものと言えるのではないでしょうか。

私はおうち時間が増え家で過ごす時間をより充実させようと思ったためか、コロナ禍前と比べてコーヒーを家で飲む機会が非常に増えました。

そしてコーヒーの味や香りだけをたのしむのではなく、自分で淹れている時間、コーヒーが落ちていく時間にもたのしさを感じるようになりました。

自分オリジナルのコーヒーを創りたい、様々なシーンでコーヒーを楽しみたいという意向は、店舗や自宅など決まった場所に縛られず、自分で考え能動的に楽しみを見つけたいという意識の表れとも言えそうです。

☆どのポイントでお客様のオリジナリティを発揮してもらう余地を作るか?
☆どこでそのサービスを体験すると気持ち良いのか?

などを考えることで、新たなビジネスチャンスの発掘にもつながるかもしれません。

今回の調査以外にも様々な調査やコラムも発信しておりますので、
気になった方は是非URLからのぞいてみてください↓

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