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中小企業診断士1次試験 自己採点の結果は

中小企業診断士1次試験の自己採点をした。私は、試験当日に各種資格スクールが公表した「解答速報」の類いは見ていない。本当に全ての問題で正答が示されているかわからないし、問題によって配点が変わる科目ではその割り振りも知ることができないからだ。

1次試験は土日で行われ、月曜には中小企業診断協会のウェブサイトで正解と配点が公表された。思った以上に早かった。それを使って自分の解答と見比べた。

中小企業診断士の1次試験は、問題用紙を持ち帰れる。解答は選択肢方式だから、どれを選んだか問題用紙に印をつけておけば、正確な自己採点ができる。

試験科目は7個。40点未満の科目がなく、かつ全科目の得点合計が総得点(100点 x 7科目=700点)の60%以上というのが合格ラインだ。

試験の直前に、学びの振り返りと試験に向けた心構えについて記事を書いた。

そこに記した私の目標は
●全科目60点以上
●でもそれは難しいかもしれないから、より目指しやすそうなところとして、70点以上を2科目、65点以上を2科目取って、その貯金で60点行かなかった科目のマイナス分をカバー
というものだった。

実際に試験を受け、自己採点してみてどうだったのか。終了間際に解答の選択肢を変えたものとか、一部問題用紙の解答チェックに反映できていないものがあるかもしれないから、大体の点数で書く。

経済学・経済政策 70点ほど
財務・会計 70点ほど
企業経営理論 85点ほど
運営管理 65点ほど
経営法務 75点ほど
経営情報システム 50点ほど
中小経営政策 65点ほど

合格ライン、突破!

試験中はあの科目もこの科目も難しい、と感じていた。しかし採点してみると、ほとんどの科目で思った以上の出来だった。企業経営理論で80点以上、苦手意識のあった経営法務で70点台半ばを取れたのは、予想以上だ。

昨年末から8ヶ月かけて準備してきたことが結果につながった。アラフィフでも、学びを積み重ねれば前に進んでいける。このことを実感できたのは、純粋に嬉しい。

当日それなりに勘が冴えていたこと(睡眠時間をしっかり確保した効果もあるはず)、試験前20分とかの最後の詰め込みが意外と効いたことなども点数を伸ばす要因となった。この辺りの具体的なところはまた別に書きたいと思っている。

一方で、経営情報システムで50点ほどしか取れなかったのは、マイナス方向での予想外だった。事前の過去問トライでこの科目は90点近く取れるようになっていて、自分の中では得点源にできる科目だと期待していたのだ。

なぜこんなに点数が低かったか。自己分析すると、「過去問の範囲でしか知識が身についていなかったから」だろう。ちょっと捻った問題、名前は知っているけれど詳しくは知らない用語の内容などを、ことごとく間違えた。試験の内容は、頻出分野がありつつも毎年変わっていく。そこに対応できる幅広さが、この科目では備わっていなかった。こんなことも起きるところが、本番試験の難しさだ。

自己採点では1次試験をクリアだ。あとは、解答用紙でひとつずつ欄を間違えてマーキングしたりとかとんでもない凡ミスをしていないことを信じるのみ。そして、結果の正式発表を待たずに2次試験に向けた準備を始めなければならない。長くなったから、それについては次回にする。

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