札幌ストリートスナップ
晴れた日はストリートスナップが楽しいです。
もしも、写真を撮られても良いよ。っていう人が身近にいるのなら、何も考えずにカメラを片手にお出かけするのがオススメです。
街の中で、ストリートポートレートを撮る事が好きです。時代を写している感じがして、なんだか好きなんです。ファッションだったり、その人の瞬間だったり、その時代の街の空気を閉じ込めたいのかも知れません。
普段はprofotoのストロボをメインで使用して撮影しているのですが、この日はカメラをラフなトートバッグに入れて、とにかく身軽に、ゆる〜い感じで撮る事をテーマにしてみました。
特にどこで撮るという事も考えず、歩きながら目に止まった色。
「あ、いい感じの色の壁」
そんな直感だけで撮影ポイントを決めます。
ポートレートを撮る時に色々なコダワリを持つカメラマンが多いと思いますが、素敵な色の壁に出会った時は、迷わず背景に取り入れる事をオススメします。
歩きながら目に入ってくる何気ない景色。
普段見慣れている景色も人物が入る事によって変わります。
シチュエーションに対して順応したり、
あるいは違和感を出して逆らったり
写真は自由に撮る
ってのが良いんじゃないかな?と僕は思っています。
違法駐輪に対する意見をテーマとした写真なんかも良いのかな?
なんて写真を撮り終えてから気づいたりしました。
街を少し歩くと色々な事に気付かされます。
そして次回のテーマたちや新しいアイデアたちに出会えるのでストリートスナップは楽しいのです。
SNSが普通になって、誰もが発信できる時代のストリートスナップは、もしかしたら写真によるメッセージを出しやすいのかも知れません。
今回モデルをしてくれた「れいにゃん」の靴が素敵。
トイストーリーのアンディな靴。
右足にだけアンディって入っているトコロがなんともトイストーリー感溢れています。
おしゃれなファッションアイテムは撮り忘れないようにしたいですね。
変わった材質の壁や、窓ガラスに映り込む景色、お店の不思議な入口。
心が動いたらお店に迷惑にならないように、数秒だけ撮らせていただいています。
東京なんかで撮らせていただくと、お店の方が大変親切で
「こっちで撮って行きなさい」とか「今、駐車場の車動かして広くしてあげるよ」なんて言われる事が多いのですが地方都市札幌では、そんな話に遭遇した事がありません。
なのでお店に迷惑の無いよう細心の注意をしながら撮影しています。
天気の良い日はカメラを持って
どこかお出かけしませんか?
大好きな人と待ち合わせして、街を背景に写真を撮りませんか?
ポージング、撮った写真の調整
ストリートスナップな時、ポージングは動いてもらった方が良いと思います。固定ポーズは、ほんの少し硬いイメージになる気がするので、可能な限り自然体で動いてもらった方が良いと思います。意図して固定というのも良いと思います。どちらかに偏るのではなくバランス感というか、色々チャレンジするのが良いと思います。
固定ポーズってモデルさん、写される側の負担も大きいと思うので、ストリートスナップの時は無理のないポーズがオススメです。
色々なポーズや表情の写真たち、あとは写真の雰囲気に合わせて調整するだけです。
最初から着地地点というかイメージを持って撮影する事も大事だと思いますが、撮った写真の雰囲気から調整していくのも楽しいと思います。案外、思いがけない発見があるかも知れません。
難しいソフトを使う必要は無いと思います。macやiphoneに入っている調整ソフトで大丈夫なのでチャレンジしてみましょう。
この時に次回のアイデアが生まれたりします。この日はストロボ無しだったので、次回は背景をもっと暗くしてメインストロボを、どの角度から照らそう?ポーズは?服装は?あのお店は○曜日がお休みだから撮影は、その日が良いなぁ、なんて感じです。
モデル:れいにゃんさん 札幌在住フリーモデル。キレのあるポージングとお洒落な私服、私物が素敵なモデルさんです。ネイルの格好良さも神レベル。https://twitter.com/reinyan7427
こちら、れいにゃんさんとprofotoを使ってクールな感じにストリートポートレートした記事です。
「売れないカメラマンにコーヒーを一杯飲ませてやるよ」っていう心優しい方、サポートおまちしております。コーヒーは我慢して交通費や制作費に充てさせていただきます。