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ヨーロッパ文化教養講座(「エンター・ザ・ミュージック」 広上淳一マエルトロとオーケストラ・アンサンブル金沢」録画鑑賞記)

2023/02/13
藤岡幸夫マエルトロが司会を務めるBSジャパンの「エンター・ザ・ミュージック」は毎週楽しみに観ているが、特に広上淳一マエルトロがゲストのときは、漫才のようで楽しい。

広上淳一がアーティスティック・リーダーを務めるオーケストラ・アンサンブル金沢が初登場、昨年9月に行われた創設音楽監督・岩城宏之のメモリアル・コンサートから、広上指揮によるモーツァルト「交響曲第36番『リンツ』」の名演をお届けする。

番組ホームページより

2022年11月3日に反田恭平君の指揮で聴いた、第38番(プラハ)よりも、この36番の方が曲としては好きである。
ただし、30分番組で、藤岡氏と広上氏の爆笑トークとCMも入るので、全曲は放送できないが、小編成のオーケストラであるにも関わらず、広がりのある豊かないい音が飛び出して来て聞き入った。
金沢のコンサートホールも音が良いのかもしれない。

広上マエストロによると、アーティスティック・リーダーという肩書きは、他のオーケストラであれば音楽監督にあたるが、広上氏は今年65歳(高齢者)になるので(小生より1歳年下)常任を意味するような肩書からは、外れたいと思ってこの肩書きになったそうだ。

映像を見ると各パートに白人の奏者が入っていて、国際色豊かなオーケストラのようだ。

加賀100万石の文化都市金沢市には、まだ行ったことがないので、是非本拠地でこのオーケストラを広上淳一マエルトロの指揮で聴きたいと思った。

なお、広上淳一マエルトロは、日本フィルを率いて九州公演中で、2月17日に小林愛美をソリストに迎えて、ショパンのピアノ協奏曲第1番を地元宝山ホールで演奏する。この公演も楽しみだ。


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