見出し画像

おすすめ!自己PR文章の作り方

こんにちは!
株式会社シィメス採用担当の藤田です。

先日、インターンシップでお会いした学生さんから「自己PR文章」の添削をご依頼いただきました!

その学生さんがどんなことをしてきたのか、何に悩んでいるのか、そして私たちはどのようにお役に立てるのか…など、色々と知ることができて、お声がけいただけて良かったです。

そこで今回は!
おすすめの自己PR文章の組み立て方について、お伝えしたいと思います。


文章のつながり・まとまりを意識する


「起承転結」という言葉があるように、文章の理解には話をする順序が大きく関連しています。典型的な文章の型として一例を上げてみます。

①結論
②ぶつかった課題
③課題解決のために取り組んだこと
④取り組んだ結果どんな成果が得られたか
⑤この文章で伝えたいこと

①結論

【例】私の強みは「行動力」です。これは、大学で所属しているテニス部の活動の中で培われました。

これができている方は多く見受けられます。
最初に結論として「何をPRしたいのか」を表すことで、その後の文章は「このことについて話すんだな」とわかった上で読み進めることができます。

なので、最初に結論を出すことは読み手の理解を促す「相手への気づかい」とも言えると思っています◎

②ぶつかった課題

【例】私はこれまでテニスが未経験だったため、練習についていくことに必死で、毎日懸命に取り組みましたが全然上達できませんでした。

何かのスキルや経験は、「何かを乗り越えた経験」と共に話すと説得力が出ます。そこでまずは、具体的なエピソードとして課題に感じたこと、困難だと感じたことについて伝えます。

③課題解決のために取り組んだこと

【例】そこで、私は学校で誰も成し遂げたことのない「ダブルス全国優勝」という大きな目標を立て、そのために自分が上達するために必要なことを考え、主に二つのことに取り組みました。まず一つ目は、「自分に合った練習メニューの考案」です。これまでは与えられた時間の中でメンバーと同じ練習していましたが、試合をする度に私の動きを見たメンバーから改善点を上げてもらうようにしました。すると、私は体幹と持久力が不足していることに気付いたため、普段の練習に加えて「体幹トレーニング」と「長距離ランニング」を行うようにしました。二つ目は、「ペアを知る時間を設ける」ことです。以前までは意思の疎通が十分にできておらず、ダブルスの試合を重ねたり、試合を録画した映像を見たりすることで、お互いの癖やプレイスタイルを知るように努めました。

おすすめなのは、「2つのことに取り組みました/注力しました」など、これからいくつのことについて話すのか、初めに出しておくと要点がまとまっていて読みやすい文章の構成になります。


④取り組んだ結果どんな成果が得られたか

【例】その結果、体幹や持久力に自信を持って、ペアと無駄のない動きができたことで、目標にしていたダブルス全国優勝を達成することができました。

取り組んだ結果、どんな結果が得られたのかを伝えます。もし、ここで目標に届かなかった場合でも、取り組んだことでどんな能力が得られたのか成長できたことは何か、など、取り組んでプラスになったことを必ず伝えるようにしましょう。


⑤この文章で伝えたいこと

【例】このように、私は目標を達成するために必要な要素を分析してすぐに実行できる行動力があります。この経験を活かし、目標を達成するために自分ができることを探し続け、働くうえでも自ら行動することで御社に貢献していきます。

これまでの強みやエピソードを根拠として、その経験をどのように生かすことができるか、企業にエントリーシートを送るのであれば、その企業の業務においてどんな場面で貢献できるかを明記します。

******

以上、おすすめの自己PR文章の組み立て方でした!

PRしたいことに合わせてこれまでの経験を振り返っていると、「どのエピソードを取り上げるのがいいんだろう」と迷うことがあると思います。

そんなときは、この5つの型に合わせて要素だけでも書き出し、それがつながるように文章を考えていってみるのが良いと思います。

2つや3つ完成させることができれば、提出する企業やPRしたいことに合わせて使い分けて活用していけます。

反対に、自分でもピンと来ていない内容だった場合は文章が全く思いつかず、全然進まないと思います。
そんなときは「これは違ったんだな」と思って他のエピソードをまた考えていくのがいいのではないでしょうか^^


何かのお役に立てば幸いです。
ここまでお読みいただきありがとうございました!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?