鬱経過観察日記20240212

本当に日記としてのありふれた日常としては昨年末からエルデンリングをやっているのだが、素晴らしく良い。
まさかのめちゃくちゃ鬱に効く。

ソウルシリーズをそれなりにやっている人間なのだが、そもそもソウルシリーズって素晴らしく繊細な作りでちょっとでも荒い戦い方をしたら死ぬというイメージでその上で無理だろ!と思ってもなんやかやでギリギリクリアできてしまう難易度が素晴らしく繊細だなと思う(その上各種ビルドに対応しているのが強い)。
それがオープンワールドでも繊細さそのまま!オープンワールドゲームというものは往々にして車やら馬で移動することが前提の荒い作りになっていることが多いのでそれが結構がっかりポイントだったりするのだが今のところ一切粗さを感じない。
特に序盤は馬もないので凄まじく分かりやすい作りになっていて感動した。松明の明かりや敵の集団でちゃんと誘導してくれている!
中盤の土地に差し掛かったところで流石に繊細さも切れてきたかな?でもまあ馬もいるしこれくらいの繊細さでも充分だよねと思っていたのだが調べてみたら単純に私の探し方の方が荒くなっているだけだった。おそらくもう終盤なのだが本当に荒さが一切ない。素晴らしい。ディレクターの信者になりそう。

個人的に予算や人的リソースの関係から日本企業にオープンワールドは期待していなかったのでそれを破綻なく実現させているということに感動してしまった。きちんと作風を保ちながらもきちんとオープンワールドとして成立させている。その上で勿論のこと絵的にも綺麗で私の大好きなガチ中性(中世風ファンタジーの殆どは近世なのです!そこ個人的に重要)で最高!!!冗談じゃなく本気でこのゲームができる時代に生まれてよかった!!ディレクターの信者になりそう。

そして結局「ああ、ああ素晴らしいなぁ…人にこんなものが作れるんだなあ。私もなんかこういった素晴らしいもの作りたいなあ」となってバチクソに鬱に効く。クリエイティブ万歳。


この「わあすごい、人にこんなものが作れるんだ!!」という感覚こそがクリエイティブに1番効く。私のクリエイティブそのものと言っても過言ではない。私もそういうものが作りたいと思っているから。

しかしそんな調子で今私はマイナスをプラスにしようと思ってウダウダしているので単純に友人が目をキラキラさせながらどんどんお金稼ごう!とか言っているのを見ると、まだその領域に行けないな…とも思う。

今はお金にならなくて良いから自分の好きなものを着実に生み出して達成感を得たい時期なのだ…その小さな成功体験を積み重ねてプライドのノリで固めて壊れにくいクリエイティブの土台にしたい。

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