鬱経過観察日記:20220410
鬱薬が切れた。
因みに鬱薬というのは鬱を和らげる為に処方されている向精神薬、つまり抗うつ剤のことである。
兎にも角にも鬱薬が無くなってしまった。私は怠惰な生活をしているのと色々なことが億劫な人間なので鬱薬が残り3日とかになるまで具体的な対処をしたがらない。
その上、出かけてこなさなければいけない用事が目白押しでやっと病院に行けそうな木曜日は病院の休業日だ。それでも病院に電話するのは気が重かった。というのも、前回の日記で書いたように気分が沈んでいたからだ。仕方ないので本来は2錠のところを1錠ずつ飲んで持たしていたがついに薬が切れて2日ほど素のまま過ごさなければならなくなった。これは耐え難い離脱症状を我慢しなければならないのだがそもそも自分が悪いので耐える他ない。
しかしそれでも本当に感情がジェットコースターで何もできないし、頭の中は連想ゲームになるしお腹がはち切れそうに痛くて気持ちが悪いのにとにかく何か食べたくて食欲はひどいしひとまず私は眠ることにした。
案の定眠っていると悪夢のようなものを見た。朦朧としながら私は眠る努力をしたがその時に昔あった色々な憂鬱な思い出が浮かんでは消えた。
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