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感染拡大シミュレーション-イントロ

こんにちは、えむしーじじょうのShikiです。

1つの記事で書き切れないのでシリーズで書いていくつもりのこのテーマ、今回は感染拡大をシミュレーションするpythonコードを作って、GitHubにオープンソースとして公開しましたよ、というお話です。

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の動向が気になり、ついついニュースやSNSを見てしまうので、いっそうの事コロナ関連の研究をしてみようと思い立ち、4月上旬頃からネタを探し始めました。

どんなことをしようかと思案していたところに、感染拡大シミュレーションをしている記事に遭遇。これがなかなか面白い。

ではこれをやってみよう!

そうしてできたのがこちら↓です。
棒人間が動き回り感染が広がっていきます。

条件を変えることでいろいろな結果を見ることができます。
本稿では3つのパターンを紹介します(動画の見方についてはまた別の記事で解説します)

免疫保持期間が長い場合

外出自粛要請があるとき

社会距離(Social distancing)要請があるとき

このように、条件毎に感染が拡大していく様子や終息するか否か、というのを見ることができます。

そして、これを誰でもシミュレーションできるようにGitHubにオープンソースで公開いたしました。
python3でInfection_spread_simulator.pyを実行するればシミュレーション結果の動画が出来上がります。

シミュレーションの解説をちゃんとしていないので、なんのこっちゃと思われること請け合いですが、今回は導入ということで、ご容赦頂きたいと思います。

2020/5/3のオンラインサイエンスカフェで発表し、多少解説していますので、時間に余裕のある方は是非そちらをご覧ください。

終わり。

参考文献

Harry Stevens, Washington Post [ Why outbreaks like coronavirus spread exponentially, and how to “flatten the curve” ] March 14, 2020


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