ほとんどの人が理解できていない投資とギャンブルの違い!
■問1.
皆さんに問います。投資とはなんですか?
次にギャンブルとはなんですか?
ちなみに”定義”ではなく”本質”についてです。
自分の考えを整理してみましょう。
それでは。株式投資は本質的な意味で投資でしょうか。
答えは、”ひとによる”です。
その理由を、例を踏まえてじっくりと話していきます。
■目的と手段。
あなたの周りにはパチンコをしている人はいますか?
私は以前パチンコ店に足を運んでいました。勝つという”目的”を持ち、勝つための行動をとった結果、プラス収支でした。
パチンコ店にいく目的は人それぞれです。勝ちたい人、遊びたい人、遊んで勝ちたい人、漫画コーナーで無料で読みたい人(笑)
まずそれぞれの目的があることが前提です。
勝てない事を容認して打っている人もいます。
その人は負けても遊ばせてもらえさえすれば、大丈夫だからです。
その人は、目的(遊んで楽しむ事)を達成するために手段(楽しめる台を選ぶ事)をとっているからです。
そして、パチンコ店に足を運ぶ多くの目的は
おそらく遊んで勝ちたいと思っている人。
そういった人達はからよく、
「勝てない」「勝たせてもらえない」
そういった声が聞こえてきます。この人達は勝つことで満足しようと思っています。
では目的と手段を整理していきます。
目的→勝って満足する事
手段→勝てる台を選ぶ
しかし大半の人が勝つことができません。理由は、
・お店側にも目的(利益を上げること)があること
・お客側の手段に勝算が低い行動をとっているなどの理由があるからです。
そうなると多くの勝てない客は
目的→勝って満足する事
手段→パチンコ店で浪費すること
と、目的と手段の不一致が起きているのです。
■ギャンブルとは?
結論から言うと
私が思うギャンブルの本質は
目的と手段の不一致がおこることです。
これは何も結果的にダメだったらギャンブルだ!と
言っているのではありません。
要は、引き起こしてしまう”過程”にあります。
”パチンコで勝ちたくても負ける人”の場合
手段→勝てる台を選ぶ
↑
この台選びに根拠が乏しい場合がほとんどです。
根拠が乏しい場合、
よくよく考えると目的に手段が合っていない(合理的でない)
といった不一致がおこります。
これが私の考えるギャンブルの本質です。
もちろん、人によって考え方はそれぞれで
こういった考えの人もいると思います。
「いやいや、はらはらドキドキしたいだけで有意義な時間が過ごせればそれでいい!これがギャンブルで目的と手段は不一致してなくない?」
もちろんそれで本当に有意義な時間がすごせているなら
それはギャンブルではないと思います。本質的に、
しかし、はらはらドキドキしているという時間は全体の何%で
負けても本当に満足しているのでしょうか。
図らずとも有意義ではない時間を過ごし、不一致を招いていないだろうか。
■投資とは?
だいたい察しがいい方なら気づいていると思いますが
投資の本質とは
目的に対し、明確な手段を取ること、です。
まだしっくりきていない人もいるかも知れません。
では突然ですが
問2.
「真夏に暑かったのでクーラーをつけた」
これは投資ですか?
もちろん、1歳~5歳の幼児が1人部屋に閉じ込められたなら
過酷な環境であり、生きていくことに必要な投資かもしれません。
ここでしっくりこないという方は
”定義”と”本質”がごちゃごちゃになっています。
答えは、”投資の本質”であり、”投資でない”です。
■どうすればいいか。
本質的に理解して投資で豊かになりたいのであれば
原因の追求が必要ですし
下調べもなしに感覚で選択してはギャンブル要素が高まります。
要は、なぜ!なぜ!なぜ!を追求しギャンブル要素を減らしていくこと
なぜを追求し、思考を切り替えてください!考える癖をつけましょう。
例えば、
将来は投資家になりたい→投資の本を読む
→企業のファンダメンタルズ分析→テクニカル分析→
目的に対し、何をすべきかを明確にし手段を深堀りします。
これを極めた人が本当の意味で投資家です。
不安要素があればそれはギャンブルになります。
また、なぜを追求するのもいいですが
注意しなくてはならないのは、
人間は都合の良い生き物で
「なぜダメなんだ!」の原因を他人に求め過ぎてしまうということです。
パチンコで勝てないのはお店が出さないのが原因なのでは?
パチンコユーザーなら一度は思ったことがあるかもしれません。
いいですか?人に変われといっても簡単に変われません。
お店が原因なら行くお店を変えればよくないですか?
それは自分の行動でできますね?
もちろん他人に原因がある場合もあるでしょう。
ですが他責思考は程々に、自責と他責どちらが必要か
わかりますよね?
記事は以上になります。
長々と読んでいただきありがとうございました。
それではまた!
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