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Fair and Square in Love

「フェア・アンド・スクエア Fair and Square」あるいは「フェア・アンド・スクエア・イン・ラヴ Fair and Square in Love」は1938年にアンディ・ラザフAndy Razafが作詞し、クィーニー・エイダ・ルービンQueenie Ada Rubinが作曲したジャズ・ナンバー。そこまで録音が多くないし有名でもないのでスタンダードではない。

「フェア・アンド・スクエア Fair and Square」とは日本語で「不正のない」「誠実な」という意味。実際に歌詞も「誠実な愛」が歌われる。「愛は誠実に。指と手袋がぴったりはまるように、一緒にいよう、愛の小道からはみ出さないように。」と歌われる。とってもポジティヴで気持ちのよい曲で、歌詞もラザフっぽくわかりやすい。

録音

Fats Waller and His Rhythm (New York City, July 1, 1938)
Fats Waller (Piano); Herman Autrey (Trumpet); Al Casey (Guitar); Cedric Wallace (Bass); Slick Jones (Drums)l; Eugene Sedric (Clarinet)
ファッツ・ウォーラーの録音。これがこの曲の初録音。わりとスローな録音。

Félix Hunot & Björn Ingelstam Quintet (Paris 2022)
Félix Hunot (Guitar); Björn Ingelstam (Trumpet); David Lukacs (Clarinet); Raphaël Dever (Bass); Vincent Frade (Drums)
ビョルン・インゲルスタムのバンドにフェリックス・ユノットが参加した録音。ギターとドラムがわりとモダンなアプローチなんだけど、アレンジはシカゴ・スタイルに志向している。


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