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Belleville Rendez-vous

「ベルヴィル・ランデヴー Belleville rendez-vous」は、2002年にベノワ・シャレ (Benoît Charest)作曲、シルヴァン・ショメ (Sylvain Chomet)作詞によってアニメ映画『ベルヴィル・ランデヴー Les Triplettes de Belleville』用に書き下ろされたジャズ・ポップス。かなり新しい曲だが、ジャンゴ・フェイクブックにも載っているように最近のマヌーシュ・ジャズのバンドやネオ・ヴィンテージ・スイング/トラッド・ジャズに志向するバンドも録音している。ちなみに映画のタイトルを直訳すれば「ベルヴィルの三つ子」となる。

ベルヴィルの街が場面設定だが、映画では架空のさまざまな街の要素を取り入れた都市をイメージして作られている。映画ではそこで起こるさまざまなことをかなりデフォルメした作画描かれている。ちなみにこの曲は三つ子のおばあちゃん3人によって歌われている。アマプラで映画が観れるはず。ちょっと大人な映画。

録音

-M- (Paris 2002)
Matthieu Chedid (Vocal, Gitar, Bass); Béatrice Bonifassi (Progtamming, Backing Vocals); Benoît Charest (Guitar); Thomas Dutronc (Guitar)
四つ打ちのエレクトロ・スイング。オリジナル。サビ前のブレイクからバスドラが入るんだけどそこの高揚感が素敵。

Le Chat Lunatique (Albuquerque 2009)
Muni Kulasinghe (Vocal, Violin); John Sandlin (Guitar); Jared Putnam (Bass); Greg Williams or Fernando Garavito (Drums)
シアトリカルなボーカルが特徴のル・シャット・ルナティークの録音。パンキッシュなマヌーシュ・ジャズを展開している。

San Lyon (Los Angeles, CA 2021)
Paige Herschell (Vocals, Kazoo); Jenna Colombet (Vocals, Violin); Dani Vargas (Guitar); Katie Cavera (Bass);
西海岸のマヌーシュ・ジャズ・バンドのサン・リヨン。ドライブ感があって相変わらずギターが歌いまくっている。私としてはカズーのソロが好き。


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