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子どもの主体性を伸ばせる場所

今回は、スクーミータレントクルー松嶋陸さんにインタビューしました!
月刊スクーミーvol.3は記事最後のリンクからご覧いただけます。

月刊スクーミーvol.3

主体性を育む場所

 スクーミーではスクーマーズのやりたいこと、興味のあることに軸があります。問題に対してすぐ実践、体験ができることは学校の仕組み的には難しい部分でもあり、それをセンサーを使用し実現しているのがスクーミーの強みです。
 世の中にはたくさんの光るものがあり、それらが「なぜ光っているのか」「なぜその色で光っているのか?」など些細なことから疑問を考え、仕組みを知る。その学びが普段の生活でも意識してもらえるようにクラスを展開しています。「スクーマーズがダイブ(没頭)すること」が大切で、クラスが終わった後にスクーマーズがどんな行動をとるのかが重要です。「これやりたい!」と思ってもらえたら、そのクラスは大成功です。
 スクーミーでは毎回テーマに沿ってクラスを展開しますが、ここでは子どもたちが「このテーマだから今回はお休みする」といった選択をすることもできます。子どもたちの主体性を育める環境をこれからもつくっていきます。

学校の授業とスクーミーのクラスの違い

 学校では学習カリキュラムにのっとって、「この範囲までは学習を教えなければならない」といった一定の決まりがあります。スクーミーではスクーマーズのやりたいことや興味のあることに軸があり、その場で問題解決に取り組むことができるといったエンターテイメント性があるのが特徴です。子どもの成長に合わせた学びの場として「クラス」があり、スクーマーズの「知る・考える・つくる」の3項目を意識した学習を提供し、課題を見つけ解決するまでをサポートすることが僕たちクルーの役割です。日々の生活の中で抱く「これどうなってるんだろう」というスクーマーズの興味関心を、常に引き出すよう努めています。また、学びには個別最適な学びと協働的学びの2種類があると言われています。スクーマーズが身の回りの問題を自分の持っているものとスクーミーボードで解決するなど個人でつくることもあれば、スクーミーのクラスを受ける仲間たちと協働的につくることもできるのです。スクーミーの提供する各クラスに特徴や魅力があるので、受ける人それぞれに合った学び方が選択できます。

クルーとして目指す場所

 僕がスクーマーズのみんなに対して意識していることは、彼らがどうすればモチベーション高く課題に取り組むことができるかです。子どもたちが主体的に学ぶことが一番大事だと考えており、問題に対してスクーマーズの意思で最後まで成し遂げてくれることが一つの目標でもあります。
 ハロークラスやオレンジクラス、試験を受けたスクーマーズのみが参加できるSIC(ソーシャルインパクトクラス)など複数のクラスが、スクーミーにはあります。自分の身近なものから地域の人たちも巻き込むものなどスクーマーズが発見する問題の規模は違えど、子どもたちにきっかけを与えることがクルーの大事な役割です。

 クラスで一番印象に残っていることは、他のクルーとスクーマーズが「こんなセンサーつくったんだ」「こんなアプリつくったんだ」と会話をしている中で「リク先生とつくったんだ」と話してくれていたことです。クラスが終わった後にスクーマーズがどう成長したのかが大事で、そこに自分の存在があることがすごく嬉しいです。
 これからの目標は2つあります。1つ目がクラスを通してより多くの子どもたちにスクーミーを知ってもらい、そしてダイブしてもらう。スクーミーがやっていることは絶対面白く、理念やサービスも良い。それを子どもたちにどう伝えるか。一人一台スクーミーボードを持っていて欲しいですし、思い立ったらすぐに実現できる未来があることを知っていてほしいです。
 2つ目が「クルーになりたいな」と思ってもらうこと。「なりたい職業ランキング」にクルーが入るくらい魅力的になりたい。そして入ってきてくれたクルーにも「リク先生みたいになりたい」と憧れられるような存在になれるように頑張ります!



プロフィール
松嶋 陸
スペシャリティは「社会科見学」
「リク先生の社会科見学」の「リク先生」という呼び名で親しまれている。
子どもたちがダイブするために、興味・関心を引き出し主体性を大切にクラスを展開する。

月刊スクーミーvol.3より

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