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自分で新たな価値を生み出すという経験

今回は、スクーミータレントクルー松嶋陸さんインタビュー第3弾です!
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月刊スクーミーvol.6特別号

学校現場での経験と責任感

 スクーミーにインターン生として学生の時に関わってきて、魅力的だと感じた部分は大きく2つあります。
 1つ目は、学校現場での経験を積むことができるという点です。スクーミーは、「プログラミング教育」という観点から多くの学校から授業の依頼が来ます。そして授業の指導案を作成したり、授業を行ったりする部分を学生であっても任されるので、貴重な経験をすることができます。私は大学生時代にも教育ボランティアに参加し、学校現場で授業のサポートを行ってきました。しかし、教育ボランティアでは学校の授業を任されることはありません。大学4年間の中で、教育実習以外で学校現場で授業を行う経験をすることは、なかなか無いと思います。その点において、学生の時から学校現場で授業をする経験を積むことができることは、スクーミーでのインターンの魅力だと思います。
 2つ目は、責任感のある仕事を任されるという点です。スクーミーには学生のクルーがたくさんいます。そして、それぞれが責任のある仕事を任されています。ただ、決められた作業をこなすのではなく、月刊誌の企画やデザイン統括、授業の責任者などプロジェクトごとのリーダーに任命されるため、短期間で大きく成長することが可能です。リーダーとしてチームをまとめたり、期限までにタスクを完了させたりする経験を学生時代にすることで、社会人として必要なスキルを身につけることができます。

初めての仕事はクラス開発

 私がインターン生として成長を実感したできごとは、クラス開発のリーダーを任されたことです。スクーミーでは、子どもたちに提供する学びを「クラス」と呼びます。私は、大学4年生の時に、クラスを開発するチームのリーダーを任されました。仕事の内容としては、他のクルーのつくるクラスをチェックしアドバイスをしたり、どんなクラスがあったら良いのかを考えたりします。それまでのクラスをつくって実施するという仕事と並行で、リーダーとしてクラス開発を管理するという仕事も行うことになりました。仕事量としては多くなりましたが、責任ある仕事を任され、成長を実感しました。

一歩目を踏み出す勇気

 今日の学校教育では、課題を見つけ自分の力で解決していく能力が求められています。今までの言われたことを行う人ではなく、新たな価値を創造できる人を育てることが必要とされているのです。そのような能力を持った子どもを育てるために、教師を目指す学生はどんなスキルや経験を持っているべきでしょうか。私は、自分で価値を生み出す経験が必要だと思っています。インターンでプロジェクトのリーダーとして責任のある仕事を行ったり、自分で社会に向けてアクションを起こしたりと大学外での活動を積極的に行うべきだと思います。私は大学生を半社会人と位置付けています。学生という守られた身分ではありますが、自分の意思でいくらでも社会に参画することができる立場であると思います。私の周りにも起業をしたり、学生団体を立ち上げたりとさまざまなチャレンジをしている仲間がたくさんいました。学生に必要なことは、1歩目を踏み出す勇気です。自分のやりたいことを一生懸命やるかっこいい学生生活を送って欲しいと思います。そして、もっともっとチャレンジして新しい自分を見つけてほしいと思っています。

プロフィール
松嶋 陸
スペシャリティは「社会科見学」
「リク先生の社会科見学」の「リク先生」という呼び名で親しまれている。
子どもたちがダイブするために、興味・関心を引き出し主体性を大切にクラスを展開する。

月刊スクーミーvol.6特別号


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