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共に創るコラム:教育長・校長から作文いただきました vol.1

すっかり秋も深まってまいりましたが…皆様、いかがお過ごしでしょうか。

教育・学びの未来を創造する教育長・校長プラットフォーム事務局は、「答えは現場にある」という理念のもと、教育・学びの未来に向けて、本プラットフォームのあり方について、ご参画いただいている皆様の想いもお聴きしながら、いろいろな角度から議論してみています。
まさに、「教育・学びの未来を”共に創る”教育長・校長プラットフォーム」として、6月に行われた総会2021などの場で、本プラットフォームの価値やこの場を通して感じたことなどについて表現いただけたらと、作文を募集させていただきましたこと、覚えていらっしゃいますでしょうか。

素敵な作文を多数いただき、事務局にとって、大変励みになりました!
事務局だけで拝読するのはもったいない素敵なものばかりですので、この度、作文をお出しいただいた方々のご了解をいただいて、不定期の「共に創るコラム」として配信させていただきたいと思います。

こうしたやりとりを通じて、さらにはこのコラムを見てくださった方々の反応などもいただきながら、本プラットフォームのより新たな展開につなげられたらと思っています!


ある校長の作文

日本という一つの国にいて、文部科学省の指導のもと教育を行っていますが、都道府県、市町村、各自治体によって、かなり大きな違いがあり、それぞれの個性があります。ちょうど「月刊高校教育」の特集が教育委員会でした。学校現場にとっては、教育委員会のあり方に大きな影響を受けます。地域の違いがあり、行政の特徴もあり、政治の絡みもあって、教育委員会のあり方も難しい面があるのだと思います。唯一絶対の正解はありません。

しかし、少なくともまず、現場の私たちとしては、違いを知りたい。同じ日本の中でも、様々なやり方があることを知りたい。北海道の私たちにとっては、都府県の教育長に学校の校長経験者が存在すること自体が驚きなのですが。驚いている場合ではなく、別なあり方を知ることで、よりよい関係性を探究したい。自分たちが「正論」と信じていることをただ訴えるのではなく、「あそこにこんなやり方があるのだがどうだろうか」と具体的な提案をしたい。

つまり、このプラットフォームはとても貴重な場なのです。他を知ることなしに、己を改善することは難しです。したがって、どうか、今回のようなイベントの回数をさらに増やしていただきたい。それが私のお願いです。混ざり合うこと、やりとりすることから、新たな光が生み出されると思います。


(事務局)
本プラットフォームの場をそのように捉えてくださっている方がいること、拝読して、大変嬉しく、ありがたく思いました。 
イベントについては、本務の合間を縫って、また、何度もの議論を重ねて創っていることもあり、なかなか回数を増やすことができずにいる現状を心苦しく思いつつ、イベントだけに頼らず日常の中にもっと本プラットフォームの場でやり取りされているような「違いを知って、現場に活かす機会」を創出できないか、と議論を重ねています。「混ざり合うこと、やりとりすることから、新たな光が生み出される」、まさにそんな「場」を目指して、これからも、教育・学びの未来のために何ができるのか、事務局としても考え続けたいという決意をあらたにしました。
貴重なご意見、ありがとうございました!


自分も作文を書いてみたくなった!という方へ

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