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ザ・マスターキー 序文

この本はとにかく情報量が濃縮されているので、序文だけでも勉強になる。

序文を書いているのはF・H・バージス
調べてみたけれど、誰かわからなかった。

自然の法則を例に、我々は変化し続ける生き物であると説明しています。
しかし健全な考え方を身につけることでそれがが可能になるのです。
思考がどう働いているかによって、行動も創造のプロセスも変わっていく。
それが知性ある人間の特徴です。
この時点で人は誰しも信じようが信じてなかろうが、スピリチュアルの力を用いて何かを創造し続けているのです。

健全な考え方で行動し、創造することは、地球上の生きとし生けるもの全体にとっても良い世界を創造していくことができます。
しかし、何が健全で、何が不健全なのかを見極めて選び取り、行動する力は、自然と育まれることはありません。
学び、訓練し、実践と共に理解していかなければ、自分自身の欲望を満たす為だけに思考を使って物事を現実化してしまうのです。
健全に思考を使い、行動し、維持できなかった結果は、有名無名関係なく、たくさん見つかるでしょう。
たくさんの人の影響を与える一人や、多くの賛同を得た創造世界は健全であろうと不健全であろうと早く具現化されます。

マスターキーという書物は、人間の思考力を健全に扱う方法を学べる教科書だと僕は思います。
正しいものの考え方が養われる人が増加すると、今現在起こっている不健全な創造世界から健全な創造世界に創り替えることができます。

生きとし生ける者は、その存在を知っていようと知っていなかろうと、見えない糸で繋がっていて、突然降ってきたと感じられる災難も不幸もその原因となる思考と創造がどこからか発信され、時間と空間と生きとし生ける者を経て自分自身に伝わった結果なのです。
小さいものも経てくる時間、空間、生きとし生ける者が多ければ多いほど、伝わって来た規模は大きくなります。
つまり、自分自身も常日頃から不健全な思考と創造を発信し続けてしまうと、どこかの誰かに災難や不幸をもたらすのです。

でも、考え方を変えれば、健全な思考と創造を発信し続け、時間と空間と生きとし生ける者を経ていく規模が大きければ、災難や不幸ではなく、救いと幸福がもたらされるのです。

どれだけの人が思考を健全に扱えるよう学び、実行し、発信できるかによって、現実世界に具現化されるスピードもできごとも変わります。
今現在は、健全な思考を扱う学びを誰にでも得られる環境は具現化されていません。まだ一定の条件を満たした者だけが学べ、それ以外の者達は零れ落ちてくる不完全なテキストしか学べないのです。

これは宗教の思想ではなく、自然の法則という何の例外も適用されず忠実に進む真理を、意識的にも無意識的にも人間の不健全な思考によってわざわざ育たないようにしてしまっている状態が、今地球上のあちこちで起こっている生きとし生ける者の存在する世界なのです。


続きはまた次回

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