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アウェイ ベルリンで5-0。価値ある勝利! 1.FCケルン公式サイト和訳

アウェイ・ベルリンで5-0。価値ある勝利!
2020年2月22日
1.FCケルンはアウェイ・ベルリンでの試合で貴重な勝ち点3を奪った。これによりヘルタ・ベルリンを順位でも上回った。

なんて素敵なカーニバルパーティーだったのだろう。まさにカーニバルのお祝いにふさわしい5-0の勝利を収め、Rosenmontag(カーニバルのイベント:バラの月曜日)を最高の雰囲気で迎えることが出来る。ラファエル・ツィチョスの大怪我は起きてしまったが、やはり今日の勝利は格別である。

試合開始前に飛び込んできたのは悲報であった。キャプテンのヨナス・ヘクターが筋肉系の問題でウォーミングアップを切り上げた。これによりエルビス・レックスべカイが急遽スタメンで出場することになり、キャプテンマークはティモ・ホルンへと渡された。1-4の敗戦を喫した前節のFCバイエルン・ミュンヘン戦からマルクス・ギスドル監督は先発を3名入れ替えた。ドミニク・ドレクスラーに替えてフローリアン・カインツ、怪我のノア・カッターバッハに替えてベンノ・シュミッツ、累積警告により出場停止のゼバスティアン・ボルナウのポジションにはブンデスリーガデビューとなるトニー・ライストナーが入った。キックオフ前、両チームとスタジアムに集まった46.000人の観衆はから、ハーナウで起きた銃撃テロ事件で犠牲になった方々への黙祷が捧げられた。両チーム選手は喪章をつけて試合に臨んだ。

キックオフ直後から攻勢に出たのはFCケルンであった。フリーキックのピンチをしのぐと、そこから一気にカウンター。レックス・べカイがボールを奪取するとカインツへ。右サイドへ抜け出したコルドバへラストパス。コルドバが放ったシュートはアスカシバーのブロックに当たるも、ボールは軌道を変えGKジャスティンの頭上を越えゴールイン。試合開始4分での先制ゴールとなった。

コルドバは2ゴール、カインツはさらに追加点、ツィチョスは負傷交代。

FCケルンはこの先制点により試合を優位に進めて行く。その後15分程度はシュートを適度に放ち攻撃の手を緩めない。そして6本目のシュートが実を結んだ。ヘルタ守備陣によるウトへのチャージはファウル判定となりそうであったが主審は状況を見てアドバンテージをとる。そこからカウンターが始まり、左サイドを駆け上がったヤコブからセンタリングが上がり中央のコルドバへ。空中戦を制したコルドバのヘディングシュートはゴールへ吸い込まれ、これで2-0。

この時間帯になりようやくティモ・ホルンのファーストプレートなるクロスボールの処理があった。中盤でのボールの競り合いを制すると、前線のコルドバをターゲットにする展開がよく見られた。ウトからのパスをフリーな状態で受け、それをシュートする場面も見受けられた。前半39分、裏に抜け出したコルドバはキーパーとの1対1でボールキープを選択。キーパーを振り切り中央のカインツへパス。カインツが放ったシュートはキーパーとポストの直撃しながらもゴールラインを割った。審判団はコルドバの裏への抜け出しがオフサイドであると判断したが、ビデオアシスタントレフリー によりノーオフサイドの判定に覆った。これにより3-0とスコアは広がった。

その直後であった。ツィチョスはグルジッチとの球際の競り合いを頭から突っ込み、嫌な音を立てて強烈に接触。ツィチョスは動くことなくピッチにうずくまり応急処置を受け担架で運ばれた。お大事に!ラファ!替わりにメーレがピッチへ送り込まれた。非常に出来の良い前半を終えハーフタイムに入った。

ヘルタ・ベルリンの猛攻、FCケルンのカウンター

ヘルタ・ベルリンは後半立て直しを図り、シュートで終わることを徹底しようとした。ゴール間近でのグルジッチのヘディングシュートはGKティモ・ホルンのファインセーブにあう。これはヘルタにとって非常に大きなチャンスであった。55分、ピアテックは右サイドからDFの裏を抜け出しゴール方向へドリブル。中央へ丁寧なパスを試みたが集中力を切らさなかったティモ・ホルンがセービング。FCケルンはこの時間帯ヘルタに攻め込まれるが、運もありスコアを動かさずに時間を進めていった。途中交代で入ったルケバキオのシュートは惜しくもゴール左に外れた。

ヘルタの攻撃はFCケルンのカウンターを生み出す。コルドバが空中戦の競り合いでヘルタの選手2人に競り勝つと、レックスべカイがヘルタの間延びしたスペースにドリブルで侵入。前線でフリーのカインツへ鮮やかなパス。このパスを受けたカインツは落ち着いてシュートをゴール隅に突き刺し追加点。非常にいい時間帯での得点となった。さらに70分。好位置で得たフリーキックをウトがゴール隅に決め5-0。素晴らしいフリーキックであった。2ゴールを挙げたコルドバは交代しテロデがピッチへ。スコアはこのまま動かず試合終了。
FCケルンは次節、ホーム ラインエナギーシュタディオンにFCシャルケ04を迎える。週末土曜、キックオフは18:30予定となっている。

試合分析
1.FCケルン:ホルン-エヒジブエ,ライストナー,ツィチョス(45分.メーレ),シュミッツ-スキリ,ヘクター-カインツ,ウト,ヤコブ(78分.ヘーガー)-コルドバ(73分.テロデ)

ヘルタ・ベルリン:シャスティン-シュターク,ボヤタ,レキッチ-ヴォルフ,グルジッチ,マイアー(46分.ダリダ),アスカシバー,ミッテルシュテット-クンハ(46分.ルケバキオ),ピアテック

得点:0:1コルドバ(4分)、0:2コルドバ(22分)、0:3カインツ(39分)、0:4カインツ(62分)、0:5ウト(70分)

イエローカード:シュターク、アスカシバー、メーレ、レクスベカイ

主審:ダニエル・シュラーガー(ヒューゲルスハイム)

観衆:46.200