さいはてにて

さいはてにて 〜やさしい香りと待ちながら〜
監督:チアン・ショウチョン
永作博美/佐々木希

「コーヒーって手に職」

一見軽くみえるけど、重い重い映画にするには簡単な話を温かくした感じかな。”温かく”っていうのも違うかもしれない。とにかく、題材的にどこまでも重くは出来るけど、、でもいろいろな現実が綺麗にまとまりすぎた感じも否めない。

看護師してると必ずオバチャンに、
「手に職!資格って大事よね〜〜。」と言われます。
確かにそうかもしれないけれど、っていつも思います。資格があるからといって出来るわけではないし、日々医学は進歩するし。。
この映画でコーヒーを焙煎する姿を見て、これこそ”手に職”なんじゃないかと思ってしまいました。香りや手の感覚、知識、私の想像には及ばない全てを総動員して一つのものが生まれる、そんな過程がとても素敵。
うーん、やり続けることこそが、手に職への一歩なのかな。

永作博美って女優だな〜〜〜と思わせる映画でした。

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