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頭では分かっているが「量か、質か」を考えだすと止まらない

最近なにかと考えている、「量か、質か」の問題。
ある程度の「量」はこなさないと、何をするにも方向性すら見えて来ないな、と思っている。

というのも、ドイツ語の勉強をしていると「話さないと伸びないな」と感じるからだ。文法や発音記号をどれだけ頑張って勉強しても、実際に話さないことには、現地で使えるレベルかどうか、分からない。毎日何時間も問題を解き、書いて、読んでも「実はまだ1回も話したことがないんです」では、ズッコケる。


そんなことを考えていたら、1年前くらいに読んだ『ジェームズ・クリアー式 複利で伸びる1つの習慣』で紹介されていた実験を思い出した。

写真を学ぶクラスで行われたという実験は、こうだ。(第11章「ゆっくり歩もう、でも後退してはいけない」で紹介されている)

教授は授業の初日に、学生の半分を「量」で評価し、もう半分を「質」で評価すると言った。「量」グループは「作品の量だけで採点」される。提出する写真が多ければ多いほど、評価も高くなるのだ。

一方で「質」グループは「作品の出来栄えだけで採点」される。極論、1枚だけ提出するのもOKだが、良い評価を得るには完璧な写真を撮らなければならない。

蓋を開けてみると、良い写真はすべて「量」グループから生まれたらしい。ただ数をこなせば良かったはずが、続けているとやはり「もっと上手く撮りたい」と思うようになるのだろうか。

「質」グループは最初から"完璧の定義"を考えるため、なんとも平凡な写真ばかりが揃ったという。


この理論、めちゃくちゃ納得する。めちゃめちゃ納得するのだが、きっと「自分が当事者じゃないから」だと思う。頭では分かるのだ。数をこなさないと何も見えてこない、と。

ただ、どうしても全世界で公開するときに「うわあぁぁ〜恥ずかしい」みたいな気持ちが、まだあるのだろう。(誰も気にしないのに)


何が言いたいのかというと……2月の目標に掲げていたInstagramの投稿、1つもできませんでした。。(ズッコケ) noteの更新はためらわずにできるようになって来たので、この調子でInstagramも何かしらやっていこうと思う。

最後に。朝このツイートが目に飛び込んできて、グサァッと刺さったので、この記事を見返した時のために貼っておきます。

3月は「とにかくやる!」をテーマにしてみよう。

最後までお読みいただいて、ありがとうございました!サポートしていただいた分は活動費にあてて、noteに還元します(*^^*)