マイナーリーガーにこそ試合機会を
こんにちは、scherzです。写真はニューヨーク・メッツ傘下ブルックリン・サイクロンズの本拠地MCUパーク。出典はこちら。
日本のプロ野球が、開幕へむけて、実戦での練習試合をはじめています。高校野球についても、代替の開催案が模索されており、問題がなければ実施される運びとなるでしょう。
いずれも無観客でおこなわれるようですが、野球を愛する一ファンとしては、それが戻ってきそうな予感に胸がいっぱいになります。
ところが。
メジャーリーグはいったい何をやっているのか。
機構側と選手会側で、おもに年俸に関する折り合いがつかず、議論は平行線。様々な形式が提案されているようですが、いまのところシーズン開幕にむけてめどは立っていません。
経済的余裕のあるメジャーリーガーだからこそできる、年俸交渉のような感を否めないなー、と個人的に感じているわけですが、それはさておき。
マイナーリーガーと呼ばれる、いわゆる2軍以下の選手たちはそんな余裕ありません。ふだんから、移動は公共のバスや電車などを使っているとのことで、メジャーリーガーのようにチーム専用の飛行機で快適に移動♬なんてことはないようです。
もちろん、給料面でもメジャーリーガーのそれとは比べ物にならないくらい低くなっています。もちろん、メジャーリーガーとなれば、それはもう格別の待遇で迎えられるので、それを目指して日々競争がおこなわれているわけです。まさにドリーム、夢があります。
ただ、現状においては、マイナーリーガーこそ試合したい(もちろんどの野球選手もそうだと思いますが)、いや、しないとマズイのでは?と考えております。
ただでさえ安月給で野球をしているわけですから、現状余裕があるとは言えないでしょう。マイナーリーガーが大量に解雇されている現状については、こちらの記事をご覧ください。
それならば、まずマイナーリーガーたちに試合をする機会を与える、というように話が進んでもよさそうな気がします。
そうすれば、のちに開催する(かもしれない)メジャーリーグにとっても、どんなことに気を付ければよいのかを実験的に確認できる機会になります。ルール改定作業などで、この手段をよく用いているではありませんか。
様々な難題があるのは重々承知しておりますし、私はただの素人なので、詳細な議論についてはわかりませんから、好き勝手なことを言っているだけです。
しかし、野球を愛するものとして、マイナーリーグの選手たちもひとしく応援したいと思っています。それに、メジャーリーグが高いレベルを維持できるのも、しっかりとした養成機関としてのマイナーリーグ環境があってこそだと考えています。
現在、メジャーリーグの顔と言っても過言ではない存在である、ロナルド・アクーニャJr.選手(アトランタ・ブレーブス)やアーロン・ジャッジ選手(ニューヨーク・ヤンキース)などなど、ほとんどがマイナーリーグでの生活を経て夢の舞台に立っています。
そのマイナーリーグの意味を見失わないためにも、今こそマイナーリーグの開催を提案したいと思っています(どこに声をあげたらいいか分からないので、とりあえずnoteにぶちまけました笑)。
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