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どこにでもあるスタバ
自宅と職場、そして…第3の居場所
むかし何かの記事で読んだスタバの企業理念、サードプレイス戦略なるものをご存知だろうか。ちょっと調べたらでてきたので関連記事を貼ります。
わたしとスタバ
わたしとスタバのファーストコンタクトは多分小学生の頃。母親がよく利用してた。母行きつけのポールスミスの横の横にスタバがあった。母が買い物終わりにはよくコーヒーを買いに寄っていた。ついでとばかりに、抹茶クリームフラペチーノをせがんでいたのを覚えている。
ある時は、母の長い美容院の時間をスタバで潰すように言われて、宿題をしたり読書をしたり姉とおとなしく3時間ほど待っていた。当時からパソコンを開いて何やら仕事をしているふうなサラリーマンや、主婦層は顧客として存在していたが、私たちみたいな小学生がスタバに陣取っているのは多分異質だった。
中3ぐらいだったか。こんなにおいしいフラペチーノを差し置いてまで、母親が毎回注文するコーヒーはさぞ美味しいのだろうと、興味がでた。最初はちょっとした背伸びだったのかもしれないが、高校生にもなるとドリップコーヒーをブラックで飲むようになっていたし、フラペチーノからは自然と離れていった。甘いスイーツは相変わらず好きだった。
昔は駅前に1店舗しかなかったスタバも、今では駅から徒歩圏内に2店舗に増えた。しかも大抵の場合、注文の列ができている。客層も店員層もずいぶん変わった。季節のトレンドに応じたビバレッジが華やかにアピールされ、モバイルオーダーやら、リワードシステムやらが導入された。インスタでちょっと検索すれば、おすすめのカスタマイズがじゃんじゃんでてくる。
すっかり大衆化してしまったStarbucks Coffee。いまでは、スタバに鎮座する小学生も、幼児も珍しくない。主にフラペチーノを並べて写真を撮りインスタにあげる女子高生の群れになんだかなあ、と思っていた時期もあった。それでもわたしはスタバが好きだし、よく通った。理由はあんまり考えたことがない。たぶんコーヒーの値段と場所代に納得しているんだと思う。
地域差 店舗差
昔から染みついた習慣というものはなかなか変えられない。誰かを待つとき、わたしは決まってスタバで待ってる。お供はだいたいコーヒーかラテのどちらか。読書したり、スマホをいじったり。どこの店内の内装も、雰囲気はそう変わらないのですぐに落ち着ける。京都や、太宰府の有名店舗でもない限り。でも、そこにいる店員さんの雰囲気と客層は確実に違う気がする。
例えば、近所の駅の南にあるスタバはちょっと若めの店員が多い。朝は近所のおじいちゃんたちが、「ホットくれや。」と、騒がしくしているし、3人組できて、ひとりは鼻からワンモアコーヒーを頼んでいる。(図々しいとは思わんかね)
駅から少し離れた西側の小さめ店舗の客層は比較的落ち着いていて、いつもなにか作業をしている人が多い。高校生もあまり来ない。
駅前の2店舗はとにかく若いひとがうじゃうじゃいるし、土日や下校ラッシュ時は、簡単には座れない。
車でしか行けない、東側の店舗は小さい子を連れた母親たちがママ友会をしているのをよく見かける。
旦那さんの住む地域では、年配の店員が多いらしい。
誰かを待っている間、その店の中にいる人間模様にちょっと注目してしまう。知らないひとと、時間が交わる。
わたしと旦那さんとスタバ 今昔
旦那さんはあまりスタバに行く人ではなかったのに、わたしの影響か、付き合いだしてから、暇な休みの日に「今日はスタバで読書しよう」、というまでに成長してしまった。あなや。
同棲していた家から最寄りのスタバまで徒歩30分ぐらいで、わたしたちは開店時間に合わせて朝から散歩し、まだ閑散とした店内でコーヒーを飲んで、本を読み、帰り道には感想を語った。
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離れて暮らすいま、ちょっぴり特殊な事情で、旦那さんは現在無収入大学院生である。それでもたまの贅沢、息抜きでスタバでお勉強デーにするという日には、モバイルオーダーで、旦那さんのいる店舗にお昼を注文してあげる。推しに対する課金である。
妊娠中のわたしは一応カフェインを避けているが、ディカフェのコーヒーがお手軽に飲めるスタバは本当にありがたい。
いろんな人のいろんなニーズに応えてきたスタバ。わたしとスタバの関係はこれからも変わるだろうけど、スタバはきっとそれに応えてくれる。
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