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世田谷コミュニティ財団プロボノ③ゆるランイベントにフォトグラファーとして参加してきました!

こんにちは!楽天から世田谷コミュニティ財団さんのプロボノとして参加させていただいている、蔀(しとみ)です。

今回は、2020年11月8日に開催された世田谷コミュニティ財団さんのイベント「みんなでソロさんぽ ゆるランスペシャル !」にフォトグラファーとして参加してきたので、その様子をレポートさせていただきます♪

「みんなでソロさんぽ ゆるランスペシャル !」とは?

コロナ禍でなかなか外出が憚られる…でも運動はしたい…そんなときに世田谷コミュニティ財団で企画されたのが、「みんなでソロさんぽ」です。

その名の通り、参加者は皆さん1人でご自宅の近くなどを散歩し、その様子を記録した写真などを共有してオンライン上でわいわい盛り上がる、というイベントでした!

今回はそのイベントのスペシャル版、「ゆるラン」企画!皆で集まって、ゆる~くランニングしながら世田谷のことをもっと知ろう、ということで開催されました。

【午前10時】駒沢公園に集合

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当日は雲が多いものの、過ごしやすいお天気。木々も色づいてきて、とても気持ちのいい朝です。私は駒澤大学駅から、歩いて公園へ向かいました。

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公園近くの民家で、柿を発見!秋を感じながら、公園へ向かいます。

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駒沢公園に到着!たくさんの人がランニングを楽しんでいました。午前中はいつもランナーで賑わっているそうですよ。

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集合場所は、駒沢公園内にある「ぶた公園」。

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大きいぶたの遊具があり、小さい子どもでも楽しく遊べる公園となっているそうです。

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徐々に参加者が集まってきました!

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いよいよイベント開始です。まずは自己紹介をしてから、今日の流れなどを確認。今回の参加者は、世田谷にゆかりのある方が多く、ローカルなお話もいろいろと伺えそうです!

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集合写真をぱちり。まだ朝なので、どこか皆さん緊張の面持ちです…!

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走り始める前に、しっかりストレッチ!両腕を上にあげることで、あばらが伸びて肺にたくさん空気が入るそうです。

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さあ、いよいよ出発です!駒沢公園のすばらしい景色の中、気持ち良いスタートとなりました。

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途中、遠くに見えてきたのは駒沢公園のシンボル・オリンピック記念塔。東京オリンピックの際には管制塔として使用されていたとのことです。

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一行は駒沢公園を出て、北を目指します。

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公園の出口で振り向くと、とてもきれいな景色!秋の訪れを感じさせるひと時でした。

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と、写真を撮っていたら先頭集団に置いていかれました(笑)

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246(玉川通り)を渡り、次のポイントを目指します。

【午前11時】駒沢緑泉公園でひと息

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住宅街を抜けると突如あらわれたのが、駒沢緑泉公園。ここが最初の休憩スポットとなりました。

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公園の中にはせせらぎが流れ、涼やかな雰囲気。身体を休めながら、ゆっくり歩いて散策します。

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公園を抜けると、何やら楽しそうな広場に。ここは、「駒沢はらっぱプレーパーク」!

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プレーパークの人に話を聞くことができました。

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ここは、「自分の責任で自由に遊ぶ」をモットーにした公園。遊具が用意されているわけではなく、敷地の中にある木材などを使って自由に遊んだり、遊具を自作したりすることができます。

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カラフルにペイントされた小屋やロッカーたち。にぎやかな雰囲気です!

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木材置き場も!

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自由な発想で、置いてあるものを使って子どもたちが遊んでいる様子が伺えます。

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なんと敷地内ではたき火も可能。

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子どもたちが作ったと思われる看板や箱もたくさん!

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このようなブランコも手作りです。

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どこかノスタルジックで、そして何より楽しそうな、素敵な空間です!

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プレーパークの出口付近に、みかんの木を発見!

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プレーパークで遊んでいた地元の少年たちが、てっぺんに生っている熟したみかんをとってきてくれました。

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しっかり黄色く色づいたみかん、とってもおいしそうです!

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もらったみかんを大切にしまって、次のスポットへ向かいます。

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みかんを取ってくれた少年たちも、途中まで並走してくれました♪

【午前11時15分】駒沢給水塔付近を散策

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プレーパークから少し走ると、目の前に駒沢給水塔があらわれました!世田谷のシンボルの1つでもあるこの建物、思った以上の存在感です。

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給水塔についての説明を受けながら、ひと息の休憩。

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この頃には雲もだいぶ減り、きれいな青空と紅葉のコントラストも楽しめました!

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そのまま給水塔のまわりをぐるっと回るように、再び走り出します。

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また別の角度から給水塔を眺められる場所に来ました。

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説明書きを読みながら、ここでも少しの休憩をとります。

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給水塔をあとにして、さらに北へ向かいます!

【午前11時半】世田谷新町公園での小休憩

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給水塔を後にしてすぐ、新町公園に到着。ここでも一服します。走ることよりも、楽しく世田谷の街並みを楽しむのがこのイベント!休憩も多く、普段運動しない人でも楽しめそうです♪

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公園の説明書きを発見しました。

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世田谷区の第1号公園として開園したという、歴史ある公園でした。

【午前11時45分】パン屋さんへ!

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新町公園を後にして、お楽しみのパン屋さんへ向かいます!今回は、パン屋さんで各々お昼ごはんを調達し、それを最後にみんなで食べる行程となっています。

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訪れたのは、桜新町の有名店、ベッカライ ブロートハイム。ドイツパンがおいしいお店で、全国からパン好きが訪れるそうです!

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感染症対策のため、店内は4人までの入店となっていました。各々購入したパンを持って、ゴールを目指します!

【午後0時15分】いっぷくおじさんと戯れる♪

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しばらく進むと、見えてきたのはおじさんの銅像。その名も、「いっぷくおじさん」です!(いっぷくおじさん、というのは正式名称ではなく、地域の方からそう呼ばれている愛称とのこと。愛されていることがわかるお名前ですね…!)

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横には説明書きが。なんでも、赤坂見附から神奈川方面へ伸びる大山道という道路があり、江戸時代には庶民が丹沢の神社へお詣りするのに行き来したそうです。そんな大山詣の途中に、この地で一服したであろう商人…それがいっぷくおじさんです。つまり歴史上の有名人ではなく、イチ庶民!しかも、架空の人物!ということで、なんとも親しみやすい銅像です。

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皆さんもいっぷくおじさんを囲んでひと休み。おじさんの周りには腰かけられるスペースがあり、地域の方の憩いの場になっているようです♪

【午後12時30分】いよいよゴールへ!

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いっぷくおじさんと別れて、いよいよゴール近くまでやってきました!馬事公苑の隣にあるここは、もともと広い道路だった場所を広場に改装した、けやき広場。この日はキッチンカーも出店しており、アウトドアランチを楽しむ方の姿も見かけましたよ。

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きれいに色づいた落ち葉がたくさん。秋を感じさせる光景です。けやきと言えば、世田谷の木なんですよね。何かと区民には親しみのある木です。

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けやき広場の近くに、野菜を売っているお店を発見!スズメバチの展示もやっているとか…!?

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おいしそうな野菜や果物が並んでいました!オーナーの方は、けやき広場のすぐ近くにある東京農業大学のOBさんだそうですよ。

【午後0時45分】ついにゴール!お疲れさまでした!

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そんなこんなで、けやき広場や馬事公苑周辺を散策しながら、ついにゴールである上用賀公園に到着しました!

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落ち着いた雰囲気の素敵な公園で、楽しかったイベントの締めくくりとなりました。全行程で約5.7kmを走り切った皆さん、すがすがしい笑顔です!

ちなみに現地では、楽天から同じくプロボノに参加中の松井さんも合流してくれましたよ。

残念ながら私はここでお先に失礼してしまいましたが、この後は皆さんで輪になって、購入したパンを食べて楽しく過ごされたそうです♪(ちなみに私も帰り道でパンを食べました!とてもおいしかったです…!)

イベントを振り返って

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私自身、実は世田谷育ちです。幼いころから駒沢公園でよく遊んでいましたし、今回のイベントで通った場所も知っているところがありました。が、実はそれって、「その場所に行ったことがある」だけだったんだな、ということに気づきました。

もちろん、その場所に行って、素敵な空気をただ楽しむのも素敵な体験だと思います。が、今回のイベントのように、ちょっとした説明書きを読んでみたり、背景を調べてみたり、詳しい人の話を聞いてみたりすることで、その場所や物事に対する理解が深まり、より愛着を感じられるようにもなるのではないでしょうか。

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そして何より、このコロナ禍という時期において、人と一緒に何かをするということは本当に楽しいのだと改めて実感することができました。

今回の参加者の皆さんは、初対面同士の方もいましたが、世田谷に何かゆかりがあるという共通点もあり、走ったり歩いたりする中で自然と打ち解けてらっしゃいました。

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参加者の方だけでなく、施設やお店の方、みかんをくれた少年たち、写真を撮ってくれた近隣住民の方など、一期一会の出会いがたくさんありました。そうした触れあいの1つ1つが、今となってはとても貴重ですばらしい体験であると感じました。

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こうした時代だからこそ、世田谷だけではなく、今住んでいる・ゆかりのある土地のことをもっと好きになることは、とても大事なことなのだと思います。その中で生まれてくる人との繋がりや出会いもあります。

近所を家族や友人と改めて近所を回ってみるだけでも、新しい発見があるかもしれません。気になった方は、ぜひトライしてみてはいかがでしょうか?

世田谷コミュニティ財団では、こうしたイベントを時々開催していく予定だそうです。気になる方は、ぜひ財団のwebサイトFacebookページをチェックしてみてくださいね♪


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