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Hyggestund 物語 No3

時は「晴明」
これから万物がぐんぐん伸び栄えようというとき.
清らかで生き生きと輝いていて,美しいエネルギーにあふれるとき.

そんな伸びやかな気分にさせてくれる香り.
クリアな抜け感,ほんのりスパイスをチャージして,みずみずしく漲っていく.
朝ちょっと重いわたしの背中を解放してくれる.
SOLのHyggestund-No3.

クリア,ジューシー,スパイシー.
オレンジとベルガモットのみずみずしさに満たされて,そのジューシーな甘みとスペアミントが響きあって奏でる柔らかな抜け感.
ニュートラルなフランキンセンスが滞りをクリアにし呼吸が整うとともに,ローレルがじわじわとエネルギーを湧かせてくれるよう.
支えるように静かに地に足をおろしてくれるパチューリ.
そしてほんのりやってくるシナモンバークにわたしは,なんだか追いかけたくなるようにその香りに惹かれるのだ.

シナモンの香りには,洒落っ気というのか,遊び心みたいなものを感じる.

アップルパイにほんのりきかせたシナモン.
キャロットケーキ.
チュロス.

この「ほんのり」きいている,というのがなんともクセになる.
使いすぎると何やらお薬みたいに感じてしまう..
ちょうど良き具合のシナモン,絶妙なバランスに心が躍る.
そんなアップルパイやキャロットケーキは実に美味しい.

チュロスと言えばディズニーランドを想い出すなー.
むしろディズニーランドと言えばチュロスってくらい,「チュロスを食べる」ありきのランド巡りだったよねーと,ついこの間,妹と想い出話に花が咲いた.

子ども時代に憧れたシナモンティー.
何やら良さげなティーカップ,色鮮やかな紅茶にシナモンスティックが添えられていて.
母に連れられて行く喫茶店は ”大人の階段のーぼるー”    #みゆき #H2O
そんなわくわくの場所だった.

Hyggestund 物語 No2 で登場した,とことんお供する板ガム.
いつかのシナモンガムもそんな存在のひとつだった.
大好きだったなー.

と,またいつもの食べ物連想ゲームがはじまったけれど.
洒落っ気と遊び心が,朝のわたしの背中を伸びやかにしてくれるのだった.

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