自分に正直な香水探し、道のり①

前回香水によって留学生活へノスタルジックになっていると書いた、grittoです。今回は留学前持っていたお気に入り香水と、ヨーロッパで購入した香水を私の香水遍歴として少し比較しながら紹介したいと思います。

高校生・大学生になり始める頃から、ボディーミストから香水へと変化していきました。
今思うとすでに自分の好きな甘い香水の傾向が出ているなと思うのですが、旅行へ行った時にVictoria's secret のNoir TEASEの小さいロールオンタイプを購入しました。
当時10代だった私にとっては少し背伸びした気分になれるような香水でした。フルーティーなノートにジャスミンとふんわり香るバニラ系の、いわゆる「ちょっぴり大人セクシー」系の香水です。

しかし毎日この香水を学校へはつけられない(付け方が悪い)と思い、大学生になってからはSavon のAVIV:ジャスミン(現在発売しているのデリケートジャスミンとは違うかもしれません)やAUX PARADIS の03 Fleur をよく付けていました。

この2つはパウダリー系ではない、はつらつ、華やかな系(陰と陽であれば陽のジャスミン!)のフローラルだったのかなと思います。

ちなみにまた、フローラル系をまとめてレビューするのが夢なのですがサボンのジャスミンはシンプルなフレッシュジャスミンで、綺麗な黄色のイメージ。フルールは少し奥ゆかしいけれど香りは明るいフローラルなので、ベージュと緑色のコントラストが同時にあるよう!

留学中もこの2つをよく身につけていたのですが、寒い気候には少々さっぱりしすぎているなと感じていたのと、スウェーデンの街の香水屋さんをのぞいているうちに新しい香りにチャレンジしたい精神が高まり、購入したのがDolce & Gabbana のThe only one Intenseです。

これまでよく使っていた2つのスッキリ系そしてジャスミンのオリエンタルフラワー系に、Teaseのセクシーさを合わせてさらにランクアップした感じの匂いです。

画像2

最近持っている香水のノートを調べるようになったので分かったのですが、この黒ボトルのThe only one はダークバニラやカシミヤウッドがベースにありながら(甘重)、ジャスミンやオレンジブロッサムとトップの青リンゴやネロリが重なることでteaseのようなあからさまなセクシーさがありません。そして、Savonのジャスミンとは違った「陰でオリエンタルな」ジャスミンを感じることができます。色で言うと…媚びすぎていない濃い紫色でしょうか。

この香水は自分の中ではteaseを超える甘さと大人っぽさがありながらも、どこか落ち着けるなと感じていました。香りのノートを見るとその原因はカシミヤウッドとオレンジブロッサムが甘さを複雑にしているからではないかと思っています。
(まだまだ勉強中なので、どんな香りが本当は好きなのかこれからもっと知りたいと思ってます)

ちなみにこの香水で言うと、英語がわかる方は下のYoutube がお勧めです…
私が匂いでここまで喋れるのすごない!と感動した動画の1つです。匂いの説明をこれでもかと楽しく説明されていて、購入後見つけた動画ではありますが、嗅いだことのない人でも想像しながら楽しめると思います。

ソープ系やグレープフルーツなどのボディーミストを買っていた中学生から、初めて少し背伸びをして買ったVictoria's secretのセクシーな香水が今思うと、実は一番自分に正直に選んだ香水だったのではないかと思っています。

もちろんそれが年齢・雰囲気に合う、自分の目指している人間像とマッチしているかなどがあるので、これから私がずっと同じ系統の香水を好きとは限りませんが、自分の成長の中で色んな香水を見つけていく楽しみをnoteに書き記しながら改めて感じています。

今も私のための香水探しをしていて、これからもずっと続くわけですが、私のノートを見ながら皆さんの香水探しの参考になればなと思っています。

(みなさんのオススメも教えてください)

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