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昭和史   (読書)

昭和史 1926-1945
半藤一利 著

学校で殆ど学ばなかった昭和近代史。
先日見たテレビで同じような状況の出版社の女性たちが
半藤さんに教えてもらった内容がこの本です。

歴史の授業を受け直しているような感じで読みました。

戦争の本を読む度に
何で参戦しちゃったんだろうと思っていました。
なんとなく わかっていましたが 良くわかりました。

当初 海軍は反対(山本五十六さんなどは会議で問い詰めたけど)したが
陸軍は中国が分裂していたのがまとまりかけてるし ソ連も怖いし
早いとこ 強いドイツと仲良くしたい。
日本は資源がなく アメリカから輸入していたけど 
止められたら困るので その前にアジアをヨーロッパの手から奪てしまおう。
などと 色々 考えていて 
最終的には海軍も予算が欲しいからって 事で
会議はまとまって ドイツと手を組むことにしたんだけど
実際にはその時には ドイツがちょっと傾きかかっていたのですが
日本はまだ知らない。

天皇はこの決定をNOと 言いたかったけど
これ以前の クーデターなどがあったので ここでNOを言うと
また 多くの人たちの命が失われてしまうし
国が二分に分かれてしまうのも、、、と 悩んだあげく 了承した。

終戦のタイミングも
さっさと受け入れて置けば 原爆の攻撃を受けずにすんだのに
あほな 閣僚達がいたせいで。

しかも ソ連が戦後攻めてきたのはいけないと思っていたんですけど
それはこちらの無知であって 実はそうではなかった。
国際的に 周知されている事を もっと知っていれば
大陸で多くの人の命が亡くなったけど もっと減らせたの かもと 思ってしまった。

など、、、 
こういう事って 学校で勉強したかったですよね~~~
引き続きその後も 読みます。

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