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ミュンヘン、到着

このnoteが読まれてるということは
僕の膀胱はもう終わったことだろう。

とか言いたくなるくらい
前回の尿意を抱えながら
入国審査の列に並んでいる。

余裕で1時間を超えた。
こんなに長いのは初めてである。

ドバイから来る人間を
ドイツはそんなに警戒してどうするのか。

とにかく三味線を弾きに
4度目のミュンヘンである。

いまは朝の7:55
ホテルのチェックインは14:00〜
である。

6時間何しよう。
しかし尿意がもう限界だ。

あと6人ほどならんでおる。

マジで助けてくれ。

後ろのベビーカーのキッズよ。

暇つぶしに俺の足を蹴らないでくれ。

膀胱に響く。

あと4人になった。

5人目が僕である。

そもそもドイツにいったのは
なんだったか。

当時付き合ってた彼女の
「先輩に会って欲しい。」
とのことだったからだと思う。

あいつ今何してるんだろう。

ドイツから帰ったら
連絡つかなくなってた。

とにかくその先輩が
ドイツで会社をつくり
いまクソデカグループの
イベントを取り仕切っており、
ドイツでもイベント作りたくて
その尖兵として僕は4度目のドイツにいる。

これが形になるのは何年先か
それとも何にもならないのか

僕はイベントは事業を
農業に例えることが多い。

農家やったことないけど。

いろんな種類の種を植えておいて
どれかが芽吹いたらいいのだ。

3〜5個くらいがいいとおもう。

まさしく今が5個である。

農業と違うのは
どれくらいデカくなるかよくわからないこと。

育ってみたらナスやきゅうりみたいに
比較的簡単に育って一年で枯れるかもしれない。

ねぇまだ4人並んでるんだけど。

めちゃくちゃめんどくさいと思ったら
毎年立派な果実をならせる
りんごやみかんの木かもしれない。

やってみないとわからないから
全部やる。

そして大体の作物はいつか枯れる。

でも土は残る。

残った土は、新しい作物を育むように
残った経験は新しい企画を生む。

でも土がやせたら終わりである。

土は経験だけじゃなくて
遊び心とか、好奇心とか
いろんな肥料がいる。

入国審査何電話してるんだよとっとと通せよまだ4人並んでるんだけど。


めまいのする尿意である。

そして、
一本の木を育てるのと
大農園を作るのは
同じ種だとしても
何もかもが変わる。

尊敬する社長さんたちは
どんな時も大農園まで
計画を練っている。

この旅演奏も、
何も芽吹かないかもしれない。

でも土の肥料にはなる。
きっと何かを見つけて帰ろう。

まずはトイレを見つけたい。

うわぁぁぁぁあ
「お前らの列のやつ、
 入国ひっかかったから、
 別の列に並べ」だって。

くそがよおおおおおおおおお!!

出すもんだしてやろうか!

しんろくでした。

今日も最後までnoteを読んでくれて
ありがとうございます。

このnoteは
MEIさん
西村正英さん
汁婆さんの応援で書かれています。

今日もありがとうございます!

僕の膀胱はここまでのようです。

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隣のおねえさんに
「なにがあったの?」
と聞かれました。

何か起きるなら
いま、あなたの目の前です。

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たぶん膀胱の事が書いてあります。

それではみなさま素敵な1日になりますように。


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