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【不定期連載】ゴミ拾い雑感 第8回「リサイクルについて1ミリだけ考える」

基本的に趣味としてゴミ拾いをしている私です。
SDGsなんてたいそうなことはあまり考えることはありません。
拾った後のゴミをルールに従って処分するのも、
守らないと無法者扱いされてゴミ拾い出来ない状態になるかもしれないので、
受け身として守っているだけです。
ただ盛り場のゴミ拾いをしていてたまに資源循環について考えることがあります。
拾ったゴミで燃やされる以外に再生される可能性があるのは、
主に飲料用の容器です。
缶、ペットボトル、びん。
昔であればびんは一升瓶、ビール瓶、コーラの瓶と、
リサイクルよりも環境配慮レベルが高いリユースの循環で回っていましたが、
最近ではそうしたリターナブル瓶はめっきり少なくなり、
主に業務用の世界でしか実質的な循環がされていない状況となりつつあります。
一般消費者が購入する瓶商品はほぼワンウェイの瓶。
ゴミ拾いをしているとそれらをちょくちょく見かけます。
栄養ドリンク系がメインで、
最近ではガールズバーで罰ゲーム的に使われるとおぼしき、
ミニチュア瓶のなんだかよく分からない酒をチラホラ見かけます。
公園などではウイスキーのポケットサイズの薄い瓶や日本酒のワンカップも見かけます。
ちまたのゴミ箱では瓶、缶、ペットボトルが同じゴミ箱で回収されることが多いですが、
素人目に見てこの選別に結構なエネルギーや労力がかかるのでは無いかと感じています。
技術的にはどう考えても缶、ペットボトルに置き換えることは可能だと思うので、
そうすればいいのにと無責任に感じてしまったりしますが、
急激に瓶が市場から消えてしまうとそれに絡んで生活している人が、
稼げなくなってしまうという問題もあるのでなんとも言えないところがあります。
なんとも歯切れの悪い文章となりましたが、
うち捨てられたゴミから見えてくるものもあるということで、
感じたことをそのまま書いてみました。

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