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東原です。TableauDataSaber用にアカウントを開設しました。内容は全てTa…

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東原です。TableauDataSaber用にアカウントを開設しました。内容は全てTableau関係の話題です。ちなみに好きなチャートは散布図です。 #Tableau

最近の記事

散布図の傾向線の上下で色を分ける方法

これはもっといいやり方があると思うのですが、ちょっと今は方法が分からないので、暫定ということでご紹介しますね。 ■目的散布図に傾向線を引き、傾向線の上下で色を分ける方法を理解する。 ■実施内容・基本の散布図を作成する ・傾向線を入れる ・傾きと切片のパラメータを作成する ・傾向線の上下で色を変える計算フィールドを作成する ■完成形 ■作成手順1.データに接続するa. サンプル - スーパーストア.xlsに接続する ※スーパーストアは、Tableauをインストー

    • 静的な平均値で散布図を四象限に分けて活用する方法

      散布図愛3.ターゲットを決定しやすいで紹介したチャートの作成方法です ■目的・ここでは、散布図を静的な四象限に分けて、特定の象限に関し、別のシートで深堀したい場合のフィルタリングの方法を理解します ・ここでいう静的とは、固定されたという意味です。例えば、売上と利益をサブカテゴリごとにプロットした散布図を作成し、外れ値っぽそうな「テーブル」を除外したとしても、平均値は「テーブル」を含んだ値となります ■実施内容・データに接続する ・基本の散布図を作成する ・散布図を四

      • 散布図の点をずらした散布図

        散布図愛2.関係性が理解しやすいで紹介したチャートの作成方法です。 ■目的例えば、1~5で回答する5段階アンケート分析で、「この回答をした人は別の問いでどう回答したか」のような分析をしたい場合、散布図を使うと点が重なって、回答者の規模が把握できなくなってしまいます。 また、データに「フリーコメント」が付いていたとします。そしてそれを一人一人見たい場合はどうでしょうか。(マウスオーバーしたときにコメント欄に表示できるようにしたい)。点が重なっているので一人分しか見ることはで

        • 密度を使った散布図

          散布図愛2.関係性が理解しやすいで紹介したチャートの作成方法です。 ■目的・5段階評価のアンケート等で、この設問に解答した人が別の設問でどう回答しているかの傾向を見るようなケースにおいて、散布図を使用すると点が重なって回答者の規模が分からなくなってしまいます ・そこで、密度を使用することで重なりの量を表現する方法を理解します ■実施手順・データに接続する ・基本の散布図を作成する ・密度で表現する ■完成形 ■作成手順1.データに接続するa. サンプルデータを

        散布図の傾向線の上下で色を分ける方法

          散布図推移図

          散布図愛1.情報量がリッチで紹介したチャートの作成方法です。 ■目的• 散布図で推移を表現する方法を理解する ■実施内容 • データに接続する • 基本の散布図を作成する • 推移を表現する ■完成形 ■作成手順1.データに接続するa. 保存されたデータソースの「サンプル - スーパーストア」をクリックする 2. 基本の散布図を作成するa. シート1に移動する b. データペインのメジャーから、[利益]を[行]に c. [売上]を[列]に d. マークタイ

          散布図推移図

          散布図愛3.ターゲットを決定しやすい

          3つ目。ターゲットを決定しやすい。 これ、非常に重要ですよね。 分析の目的って、「インサイトを得る」だけじゃなくて、それを「アクションにつなげる」ことじゃないですか。そのためには、「どこを改善するか」などのように、ターゲットを明確にする必要がありますよね。このような時に、散布図はとっても効果的な表現方法だと思います。 とはいえ、単純に散布図を作っても、「で?」ってなっちゃうと思うので、一手間加えます。 それは、「散布図を四象限に分ける」です。 分け方は色々あると思い

          散布図愛3.ターゲットを決定しやすい

          散布図愛2.関係性が理解しやすい

          では次に2点目。関係性が理解しやすい。 これはイメージしやすいですよね。 2変数の可視化前ページの散布図を棒グラフで表した場合、こうなります。関係性が分かりづらいですよね。 Bar in Barで表現すると、まだ分かりやすくなりますけど。 では次に、散布図の場合ですね。前回作成した基本の散布図に傾向線を入れてみます。 どうですか!関係性が分かりやすいですよね。それに、傾向線があることで外れ値も分かりやすいですよね。やば。 アンケート分析こういった何かと何かの関係性

          散布図愛2.関係性が理解しやすい

          散布図愛1.情報量がリッチ

          まずは1つ目。「散布図は情報量がリッチ」について。 基本の散布図 この散布図は、売上と利益の合計をサブカテゴリごとにプロットしたものです。 1つの点の中に、2つの数値情報(売上と利益)と1つの識別情報(サブカテゴリ)が入っています。この時点で充分リッチですよね! だって棒グラフなんて、1つの棒に2つの情報ですし。 っていうと、Tableauユーザーからは「Bar in Barがあるじゃないか」と言われそうですが、あれは2本の棒です。(キリッ) そして。Tablea

          散布図愛1.情報量がリッチ

          散布図愛0.目次

          突然ですが、散布図が好きです。 理由は大きく分けると3つあります。 1. 情報量がリッチ 2. 関係性が理解しやすい 3. ターゲットを決定しやすい これから、話題に関連するチャートの作り方をいくつかご紹介したいと思いますが、まずはどうしてそう思うのかに関し、無駄に語りたいと思います。 各パートが微妙に長くなったので、1テーマにつき1つのページにしました。 なお、作り方をご紹介するのは以下の散布図です。 1.散布図推移図(時系列分析) 2.

          散布図愛0.目次