散布図愛1.情報量がリッチ

まずは1つ目。「散布図は情報量がリッチ」について。

基本の散布図

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この散布図は、売上と利益の合計をサブカテゴリごとにプロットしたものです。

1つの点の中に、2つの数値情報(売上と利益)と1つの識別情報(サブカテゴリ)が入っています。この時点で充分リッチですよね!

だって棒グラフなんて、1つの棒に2つの情報ですし。

っていうと、Tableauユーザーからは「Bar in Barがあるじゃないか」と言われそうですが、あれは2本の棒です。(キリッ)

そして。Tableauを使えば、散布図にカテゴライズなどの識別情報を「色」で加えたり、新たな数値情報(販売数など)を「サイズ」で表現することもできます

最高かよ…。

では、情報量を少しずつ加えた散布図を見ていきましょう!


色を加えた散布図

下のチャートは、サブカテゴリの上位属性である「カテゴリ」で色分けしたところです。1つの点にカテゴリ、サブカテゴリ、売上、利益の情報があります。

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大きさで表現した散布図

下のチャートは、販売数量を大きさで表現した散布図です。1つの点にカテゴリ、サブカテゴリ、売上、利益、販売数量の情報があります。

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推移を表現した散布図

そしてさらに凄いのが、まあこれもTableauでの話にはなりますけど、散布図で推移を表現することができるんですね。

下のチャートは、1年前からどのように推移したのかを表しています。(ちなみに私はこれを、散布図推移図とか推移散布図って言っているんですけど、正式名称ってなんていうのでしょうか?)

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最後に

ということで、1点目。散布図は、情報量がリッチというお話でした。

ああ、あとそうだ。散布図では、これらを省スペースで表現できるという点も見逃せないと思います。

とはいえなんですけど、あんまり色々情報を詰め込みすぎると理解の妨げになるので、ほどほどにする必要がありますけどね。

なお、上記で作成した散布図推移図に関し、別ページで作成方法を説明しております。ご参考まで。


以上



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